【なでしこジャパン2-0ナイジェリア|採点&寸評】MOMは2発の田中美南ではなく司令塔!初採用の3バックの評価は…

2022年10月06日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

前半は重苦しい時間が続いた

縦横無尽にピッチを動き回り、司令塔として存在感を示した猶本。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

【日本女子代表・総評】
スコアレスで折り返した前半は、田中美南がGKとの1対1を外すなど、重苦しい時間が続いた。しかし、後半に背番号11が名誉挽回とばかりに2発を叩き込み、2―0で快勝。1671人の観客を沸かせるシーンは少なく、パスの精度や連係面で修正部分は見受けられたものの、まずは及第点の10月シリーズ初戦となった。

【個人採点・寸評】
GK
21 平尾知佳 6
繋ぎの部分で細かいミスはあったが、そつなくプレー。ピンチらしいピンチはほとんどなく、アピールは難しかった。
 
DF
17 高橋はな 6
前半中盤には身体を張ったシュートブロックでピンチを防いだ。フル出場で完封勝利に貢献した。

5 三宅史織 6.5
3バックの中央として、セーフティーなプレーで無難に任務を全うした。個人のみならず、両サイドと協力しての対応も見せた。全体的に好印象。

4 熊谷紗希 6(HT OUT)
効果的な縦パスは通せなかったものの、終始冷静沈着に対応。40分はトラップミスでボールを奪われかけるもすぐに対処し、ファウルを誘った。

次ページ田中は名誉挽回プラスアルファの働き

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