現地時間10月５日、チャンピオンズリーグのグループステージ第３節が行なわれ、グループGのマンチェスター・シティはホームにコペンハーゲンを迎えた。試合はアーリング・ハーランドの２発を含む５－０でホームチームが快勝を収めている。

　試合後、シティを率いるペップ・グアルディオラ監督は、公式戦12試合で19ゴールという驚異のペースでゴールを量産するハーランドについて、「素晴らしいことは言うまでもない。前半だけで下げたのは週末のリーグ戦に向けて休ませたかったからで、怪我はしていない」と述べた。
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　さらに、今週になって欧州メディアで取り沙汰された、ハーランドについての"特別条項"にも言及した。
 

　これはスペイン・メディアが発端で、「ハーランドの契約には、２年目以降に移籍をする場合、2024年には２億ユーロ（約280億円）、2025年には１億7500万ユーロ（約245億円）に設定されている契約解除金から、レアル・マドリーに限っては、設定金額よりも安く引き抜くことができる条項が含まれる」というもの。そのため、「これはハーランドが２年後にはマドリー移籍を視野に入れているということだ」との報道が流れた。

　ペップは記者からこの件について問われると、「そんなリリース要項はない」と一蹴した。

「その噂は真実ではない。彼はレアル・マドリーや他のチームに対して、放出要項を定めている契約ではない。彼はここ（シティ）で信じられないほど幸せだと感じているし、我々も彼を幸せにするために努力するつもりだ」

　週末にはサウサンプトン戦を控えている。脅威のペースでゴールを量産するハーランドが果たしてどこまで記録を伸ばすのか、世界中のフットボールファンが注目している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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