９月28日、サガン鳥栖はU-19日本代表MF福井太智がバイエルンに完全移籍することを発表。バイエルン側も同時に正式加入を発表した。

　契約は2025年６月末までで、2023年１月より正式にチームに加入する。所属はまず４部相当となるセカンドチームでプレーすることになるようだ。

　福井は現在18歳で、U-19日本代表の一員としてフランスで行なわれた今年６月のモーリスレベロトーナメントや、９月のU-20アジアカップ予選に参加。ドイツスポーツ局『Sky Sports』によれば、先日からバイエルン２のトライアルに参加し、そこでのプレーが評価されたことによる契約になるようだ。

　名門バイエルンに加入する日本人選手としては、2011-12シーズンに在籍した元日本代表FW宇佐美貴史以来となる。
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　バイエルンの公式HPでは、キャンパスディレクターのヨッヘン・ザウアー氏のコメントが紹介されており、「タイチはこの夏、数週間にわたってアマチュアと一緒にトレーニングを行ない、持続的に関心を寄せることが可能なポテンシャルを見せつけた。冬休み明けにレギオナルリーガ（４部）でプレーすることを楽しみにしている。技術的に優れた攻撃的MFであり、軽快で力強いドリブルをする、面白い才能の持ち主だ」と評している。また、ホルカー・ザイツSDは「彼の強い個性もあり、さらなる成長を確信している」としている。

　また、福井自身のコメントも発表。「もうすぐバイエルンでプレーできるということは、僕にとってすごい名誉。クラブのためにすべてを捧げたい」と意気込みを明かしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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