「エムバペは神様なのか?」元英代表らが写真撮影拒否の仏エースに“自己中”の烙印!「自分がスーパースターだから…」

2022年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エムバペは大好きだ。だけど、もういいだろ」

写真撮影への参加を拒否し、注目を集めているエムバペ。(C)Getty Images

 フランスの若きエース、キリアン・エムバペが"強権発動"だ。英メディア『talkSPORT』や『SPORT BIBLE』が伝えている。

 エムバペは現在、ネーションズリーグの2試合を戦うフランス代表に帯同している。その最中に代表のスポンサーを務めるKFCに関連した写真撮影が実施されたのだが、なんと参加を拒否。23歳のスターは自分の画像がギャンブル系の会社やファストフードブランドなどで使用されるのを快く思っておらず、今年3月に続いてのボイコットとなった。

 先日にはパリ・サンジェルマンのチームメイト、リオネル・メッシから5アシスト、ネイマールから3アシストを貰いながら、自身は両雄へのアシストがゼロである事実が大々的に伝えられ、大きな注目を集めた。そこにきての新たなエゴイスト報道だ。

 解説陣も敏感に反応しており、元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏は、「選手には自分のイメージに沿ったことを言う権利があるのか」と問われると、こう答えている。

「ある程度はね。でもそれは私にとってはやり過ぎだ。(エムバペは)ちょっと自己主張が強い。少し自己中心的だ。どのような大会であれ、若者たちと一緒に準備するチーム写真なのに、自分がスーパースターだから参加しないと決めたんだ。彼は忠告を受けたと思う。

 国のためにプレーし、それを誇りに思うのなら、チーム写真への参加は最低限必要だ。代表チームの選手と一緒にいて、チームの一員だと示すよりも重要なのか? エムバペは大好きだ。だけど、もういいだろ」
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 クリスタル・パレスの元オーナー、サイモン・ジョーダン氏もまた、この話題に言及。「国内ではそれは契約の一部となる。サッカー選手はボールを蹴る以外にも大きな商業的価値を持つ段階に移行している。彼らはインフルエンサーだ」と専門的な意見を寄せている。

「1人の選手が大きな影響力と力を持ち、自分がプレーする国よりも大きな存在になったと信じているようだ。エムバペはいつ、誰が、何をするのかを決める神様なのか? フランスサッカー連盟は選手に対してもっと強くなければならない。選手が優秀であればあるほど、フランス代表という根本的な価値観よりも強力な存在にしてはならない」

 サッカー選手がスポンサー絡みで大々的なニュースとなるのは、今回が初めてではない。有名な例としてはクリスティアーノ・ロナウドが挙げられる。ポルトガル代表の大エースは、昨夏に行なわれたEURO2020の会見で、手前に置かれたコカ・コーラを不満気にどかし、株価にも影響を与えていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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