「あの対決は面白かった」リシャルリソンが2人のボスによる“ロンドン・ダービー”を回想!「こういう出来事はポジティブ」

2022年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

コンテとトゥヘルがガチンコ衝突

リシャルリソン(中央)が自軍のコンテ監督(左)と、トゥヘル監督(右)のバトルを振り返った。(C)Getty Images

 トッテナムのリシャルリソンが、指揮官同士による衝撃のバトルを振り返った。

 問題が起こったのは先月14日に行なわれたプレミアリーグの第2節、チェルシー戦(2-2)だ。試合中に衝突したトッテナムのアントニオ・コンテ監督と、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督(当時)は、タイムアップ後に握手を交わした際にも、後者が握った手を放さなかったことから前者が激昂し、一触即発のにらみ合いに発展。

 周囲が慌てて間に入って引き離したものの、両者ともにレッドカードを食らい、選手を差し置き、今シーズンのプレミアリーグ初の退場者となっていた。
【動画】コンテ&トゥヘルがガチンコ握手→衝突の問題シーンをチェック!

 この白熱のロンドン・ダービーに57分から出場していたリシャルリソンは、英誌『Four Four Two』のインタビューで当時を回想。「あれは楽しかったね」と笑った。

「あの時、僕らはまだ試合に関わっていたから、ドレッシングルームで2人の間に起こった出来事をビデオで見たんだ。サッカーではよくあることだよ。選手間でもそうだし、コーチにだって起こりうる。やがてみんな落ち着いて、次に進む。でも、あの2人のボスの対決は面白かった。ウチは対立を恐れていないんだってね」
 
 ただ、コンテ監督と笑い話にするかと問われた際には、「おい正気か?あり得ないよ。ジョークを言う?それはないね」とはっきり。そのうえでこう続けている。

「でも、こういう出来事はサッカー界にとってポジティブだ。サポーターはそれを愛している。トッテナム対チェルシー、ブラジル対アルゼンチン、エバートン対リバプールといったビッグゲームを経験できるのは特権だよ」

 今夏にエバートンから加入した25歳のブラジル代表FWは、チャンピオンズリーグのマルセイユ戦で2ゴールを叩き込むなどし、さっそく存在感を示している。世界きっての闘将として知られるイタリア人指揮官の下、熱量あるプレーで今後さらに沸かせられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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