「こんな古橋を見たことがない」まさかの完敗を喫したセルティック、日本人トリオに厳しい評価「前田は試合に入れていなかった」

2022年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグ戦での敗戦は約1年ぶり

国内リーグでの久々の敗戦に古橋らの評価も厳しかった。(C)Getty Images

 いつも完璧ではいられない。長いシーズン、思うようにいかない試合はある。

 9月18日、セルティックはスコティッシュ・プレミアシップ第8節で、セント・ミレンに敵地で0-2と敗れた。古橋亨梧は先発フル出場。前田大然はスタメンに名を連ねたが、ハーフタイムで交代している。逆に旗手怜央は後半からピッチに立った。

 開幕から6連勝を飾っていたセルティックは、延期となった第7節を挟み、今季初の黒星。リーグ戦での敗戦は、約1年ぶりのことだ。攻撃陣が不発に終わっての黒星とあり、古橋や前田に対する評価は厳しい。

『GlasgowLive』は採点記事で古橋に5点をつけ、「セルティックのユニホームを着てこれほど効果的でなかったフルハシを見たことはない。セルティックは枠内シュート4本にとどまり、彼は何も提供できなかった」と評している。

 また、前田も5点とし、「インテンシティや高い仕事意識を欠くことは決してなかった。だが、セント・ミレンを苦しめることもまったくできなかった。ファイナルサードでの貢献がなく、ジョッタと交代」と伝えている。

 一方、旗手には及第点の6点をつけ、「中盤でフレッシュさを出し、後半にセルティックを後押ししたが、彼の努力は報われず、意義のある攻撃の匂いすら感じられなかった」と、奮闘したもののチームの結果につながらなかったと評価した。
 また、セルティック専門サイト『THECELTICWAY』は、古橋と前田に4点と辛口。前者には「どのレベルでもこの一戦を理解できず」、後者には「前半45分を通じて試合に入れていなかった」と、厳しい評価を下している。

 旗手についても、同メディアは「ファイナルサードで彼の方がより多くを提供したことは確か。若干の改善があった」と一定の評価をしつつ、5点と厳しい採点とした。

『CELTS ARE HERE』は、古橋に5点をつけ、「攻撃で本当に供給してもらえなかったが、彼自身も試合に入ることができず、フル出場した選手で最もタッチ数が少なかった。今季これまでで最も静かなパフォーマンス」と批判している。

 一方、前田については「最終ラインを脅かすことはなかった。それでも、日本人選手はスピードを垣間見せ、守備で貢献したところもあった」と評価。6点をつけた。

 嫌な流れでインターナショナルウィークに突入した日本人選手たちは、代表チームでモヤモヤを吹き飛ばすことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】古橋&前田が先発、旗手が後半から出場…セルティックがまさかの完敗を喫したセント・ミレンのハイライト

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