現地時間９月18日に行なわれたリーグ・アン第８節で、南野拓実が所属するモナコが、伊東純也を擁するスタッド・ドゥ・ランスと敵地で対戦。３－０で退け、リーグ戦３連勝を収めた。

　伊東がフル出場したこの一戦で、南野は65分から途中出場。すると、１－０で迎えた87分だった。ブレール・エンボロのスルーパスに反応して抜け出し、右足でフィニッシュ。デビューから公式戦７試合目にして、ついに初ゴールを奪った。
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　俄然勢いに乗り、90分には正確な左足でのパスで、ウィサム・ベン・ヤーデルのダメ押し点をアシスト。今夏にリバプールから約21億円もの移籍金で加入するも、精彩を欠き、批判を浴び続けてきた日本代表の10番が、眩い輝きを放った。

　南野は「ようやくゴールを決められた」とホッと胸をなでおろすなか、チームメイトも待望の瞬間に歓喜。クラブ公式サイトによれば、先日フランス代表に初招集された21歳のDF、ブノワ・バディアシルはこう語っている。
 

「タキについては、僕ら全員がとても喜んでいる。これで解放され、次の試合では最高のプレーが見られると思う。チームの試合にせよ、リーグ戦にせよ、彼には適応するための時間が必要だった。今日、彼が我々を助けるために必要な全ての資質を持っていると確認できた。この状態が続くよう願っている。彼は知的で、技術もあり、ボールキープもできる。僕らにとって非常に重要な存在になるだろうね」

　次は代表ウィークを挟み、10月２日にスタッド・ルイ２世にナントを迎える。勢いそのままにホーム初ゴールを奪えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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