逆転勝利の立役者となった神戸・大迫勇也をブラジルメディアの日本通記者が絶賛!「森保ジャパンにとっても朗報だ」

2022年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場で2発、逆転勝利の立役者に

G大阪戦で獅子奮迅の活躍を見せた大迫。 (C)Getty Images

 9月18日にJ1第30節が開催され、ノエビアスタジアム神戸でのヴィッセル神戸対ガンバ大阪は、2-1で神戸が勝利した。

 残留争いの渦中にある17位の神戸と16位のG大阪という注目必至のカードは、55分にG大阪がレアンドロ・ペレイラのゴールで先制。神戸は終盤まで追いかける展開が続くが、83分に武藤嘉紀が獲得したPKを途中出場の大迫勇也が沈めて同点に。さらに90+3分に大迫が逆転弾を叩き込み、勝利をもぎ取った。勝点を31に伸ばした神戸は、降格圏を脱して13位に浮上した。

 この大迫の活躍ぶりに賛辞を送っているのが、ブラジルメディア『globo』のチアゴ・ボンテンポ記者だ。
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「大迫は今年、怪我に苦しみ、体調が万全でないこともあって、この試合でも途中出場だった。しかし、クラブの残留をかけた争いで2得点を挙げ、逆転勝利の立役者となった。ヴィッセル神戸は低空飛行を続けており、今季は14位以上になったことは一度もなかった。だが、今日の勝利で初めて13位に浮上している。

 ハーフタイム後からピッチインし、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めるような決定的なパフォーマンスを大迫が続けることができれば、森保ジャパンにとっても朗報だ」

 そして、「今回、欧州でアメリカ戦、エクアドル戦に臨む日本代表メンバーに、彼は選出されていない」と続けている。

「選出されたメンバーのなかでも、大迫が続けていたようなセンターフォワードの役割を完全に引き継ぐことができているプレーヤーはいない。欧州遠征でもそのような事態が続くのであれば、森保一監督はカタール・ワールドカップの26人を発表する際、"古き良き"大迫を呼び戻すことができるだろう」

 ボンテンポ記者は「今回の森保ジャパンの欧州遠征に参加している選手のなかで、センターフォワードを務めそうな古橋亨梧、上田綺世、町野修斗、前田大然は確固たる立場を築いていない」と指摘している。果たして彼らは、32歳となったストライカーのインパクトを上回る活躍ができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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