「野心が欠けていた」リシャルリソンがエバートンからの移籍理由を激白!昨季の苦悩も「コパ、五輪、そしてまたプレミア…」

2022年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

約99億円でトッテナムへ移籍

今夏、4年在籍したエバートンからトッテナムへ移籍したリシャルリソン。(C)Getty Images

 トッテナムのリシャルリソンが、英誌『Four Four Two』のインタビューに対応。今夏の移籍の裏側を明かした。

 東京五輪では得点王に輝き、ブラジルを金メダルに導いた25歳は、今夏に6000万ポンド(約99億円)もの移籍金で、エバートンから加入。ハリー・ケイン、ソン・フンミンというプレミアリーグを代表する2枚看板と共に、強力な攻撃陣を形成している。

 そんなリシャルリソンは、中位が定位置で、タイトル争いとは無縁だったエバートン時代を振り返り、こう語っている。

「クラブと強い絆で結ばれていれば、いつだって難しい決断を迫られる。僕は間違いなくそうだった。エバートンでは幸せだったし、そこで学んだこと全てに感謝している。歴史あるビッグクラブだからね。しかし、最近は野心の欠如に悩まされている。試合に勝ったり、トロフィーを獲ろうという熱意の部分だ。

 僕は4年間そこで過ごし、偉業を成し遂げるにはまだ長い道のりがあると実感したよ。クラブもお金を稼がなければならないし、移籍するにはちょうどいい時期だった。関係者全員にとって、良い取引だったと思う。スパーズで新たなチャレンジができ、嬉しく思っている」
【動画】リシャルリソンが自ら公開!相手のブチギレを誘う試合中のトンデモ行動
 現在、欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグでもプレーするブラジル代表FWは、昨シーズンは自分にとって厳しいものであり、降格争いはクラブにとって辛い経験だったと言う。メンタル的にもベストな状態ではなかったようだ。

「正直言って、ストレスの多いシーズンだった。怪我人を多く抱え、戦力が十分でなかった。僕自身にも問題があったしね。プレミアリーグが終わるとすぐにコパ・アメリカに出場し、その後オリンピック、そしてまたプレミアリーグが始まった。休みがなく、シーズン中に何度か怪我をしてしまった」

 リシャルリソンは心機一転、新天地でがむしゃらにタイトル獲得を目ざす。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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