名古屋グランパスは９月14日、GKランゲラックがオーストラリア代表に選出されたと発表した。ランゲラックは、昨年代表引退を表明していたが"復帰"となった。

　名古屋の守護神のコメントが、オーストラリアの全国紙『The Sporting News』で紹介されている。代表から離れた経緯や、今回の招集への意気込みを語っている。

「代表引退を決めた時、日本では厳しい新型コロナウイルス感染症対策が行なわれていました。代表で活動すると、妻や幼い子どもと長く離れる状況に直面していました。家族のために、代表から離れる難しい決断を下さなければなりませんでした。
 

　もう一回チャンスをもらって感謝しています。遠くから代表戦を見るのが辛かった。カタール・ワールドカップの出場権を獲得した時、とてもうれしかった。ブリスベンでチームメイトと再び合流するのが待ちきれません」

　また、ランゲラックは名古屋のホームページで「数か月前から代表のコーチングスタッフより復帰の打診を受けて、復帰の決断に至りました。本当に代表復帰にワクワクしています。名古屋グランパスの一員として世界の舞台でプレーをし、オーストラリア代表選手としても全力を尽くし、クラブそしてグランパスファミリーの皆さんが誇れるようなプレーをしたいと思います」と意気込みを述べた。

　オーストラリア代表は９月22日と25日に、ニュージーランド代表との国際親善試合に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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