ケイン&ソンら自慢の攻撃陣が完全沈黙…トッテナムをOBが糾弾「CLレベルに達してない」「チャンスは全てオフサイド」

2022年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終盤に2失点し、スポルティングに敗戦

守田(左)とマッチアップするケイン(右)。惜しい場面を作るも決定的な仕事は果たせなかった。(C)Getty Images

 現地時間9月13日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節が開催され、トッテナムは守田英正を擁するスポルティングと敵地で対戦。ハリー・ケイン、ソン・フンミン、リシャルリソンの3トップが不発のなか、土壇場で立て続けに失点し、0-2で敗れた。数的優位となった後半の得点で勝利したマルセイユ戦から、連勝とはならなかった。

 英紙『Daily Mail』によれば、OBのジャーメイン・ジェナス氏は、アントニオ・コンテ監督が率いる古巣を糾弾。「マルセイユ戦では(相手の)レッドカードをもとに結果を出した。今日はリスボンに来て、また迫力なく終わった」と語っている。

「個々に杜撰なパフォーマンスが多すぎた。(GKのユーゴ・)ロリスがなんとか試合を作っていた。だから、スポルティングの終盤の2ゴールは、彼らにとっては当然のものだったと思う。スパーズは自分たちをよく見て、もっと上手くやらなければならない」

 北ロンドンの名門で200試合以上に出場した39歳の批判は止まらない。「奇妙なことに、リーグ戦では勝点がついているのに、今夜のパフォーマンスはあんなものだった。とても無気力で、ほとんど疲れているように見える」と追い打ちをかける。

「コンテや多くのファンが期待しているものとはかけ離れている。今夜は明確なチャンスさえ作れなかった。それが大きな懸念だ。我々はとてもエキサイティングなフロントスリーについて話しているのだ。ケインもそうだが、彼らの誰1人として良いプレーをしていたとは思えない。作ったチャンスは全て明らかにオフサイドで、パスにとても手間がかかっていた」
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 かつてトッテナムやイングランド代表で、ジェナス氏と共闘したピーター・クラウチ氏も同調。「とても緩んでいてフィニッシュが少し乱れていた。ケインがボールを渡してしまう場面もあった。チャンピオンズリーグで期待されるレベルに達していないパフォーマンスが多すぎて、そのせいで罰を受けた」と厳しい意見を寄せている。

 特にソン・フンミンは、デヤン・クルセフスキを含めたアタッカー陣4人の中で、唯一今シーズン無得点で、スポルティング戦でも目立った活躍ができず。最初の交代でベンチに下がった。

 次の対戦相手はプレミアリーグでいまだ未勝利と絶不調のレスターだ。目覚めの一発を叩き込めるか。強力3トップの本領発揮が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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