「歴史に残るゴール」D・アウベスのCKからATに劇的同点弾!決めたのはまさかの…

2022年09月14日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「1試合でヒールからヒーローになった」

後半ATに劇的同点弾を決めたJ・ゴンサレス(中央)。(C)Getty Images

 チームを救ったのは意外な選手だった。

 現地時間9月10日に行なわれたメキシコ1部リーグ第14節、トルーカ対プーマスの一戦。今夏にブラジル代表DFのダニエウ・アウベスが電撃加入した後者は、前半に幸先よく先制点を奪う。

 しかし65分に同点弾を許すと、76分にはGKフリオ・ゴンサレスのファンブルから失点し、逆転を許してしまう。その後はなかなかゴールを奪えず、試合は後半アディショナルタイムに突入。迎えた90+6分に、左CKを獲得する。

 D・アウベスがニアサイドにボールを入れると、反応したのは上がっていた守護神J・ゴンサレスだった。

 31歳のメキシコ人GKは、マイナス気味のボールに身体をめいっぱい投げ出しヘディング。叩きつけられたシュートは相手GKの手をかすめ見事にゴールネットを揺らし、自身のミスを取り返すと同時に、土壇場で敗戦濃厚だったチームを救った。
 
 メキシコのスポーツ番組『TUDN』の公式YouTubeがこのゴール動画を公開すると、ミスを帳消しにしたJ・ゴンサレスに対して祝福の声が上がっている。

「彼は1試合でヒールからヒーローになった」
「歴史に残るゴール」
「プーマスにとっては勝利、トルーカにとっては敗北のような引き分け」
「D・アウベスの素晴らしいパスとゴンサレスの心臓を突き刺すようなゴールに、思わず頬が緩みます」
「自身のミスから失点したが、ラストプレーでよく決めてくれた!」

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】D・アウベスのCKにヘッドで合わせたメキシコ人守護神の劇的弾

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