セリエA初昇格のモンツァ、開幕6戦未勝利でストロッパ監督を解任。後任にU-19指揮官を指名も、本命はデ・ゼルビ? ラニエリ?ドナドーニ?

2022年09月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

6試合で1分け5敗のモンツァは最下位に

解任されたストロッパ(左上)の後任として名前が挙がるデ・ゼルビ(右上)、ドナドーニ(左下)、ラニエリ(右下)。(C)Getty Images

 9月13日、セリエAのモンツァはジョバンニ・ストロッパ監督を解任した。後任には、ひとまずプリマベーラ(U-19)のラッファエレ・パッラディ-ノ監督を指名している。

 今シーズン、クラブ史上初のセリエA昇格を果たしたモンツァは、夏の移籍マーケットでMFステーファノ・センシ(インテルから)、MFマッテオ・ペッシーナ(アタランタから)、FWジャンルカ・カプラーリ(ヴェローナから)らイタリア代表クラスを続々補強。元ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長、アドリアーノ・ガッリアーニCEOは一桁順位を狙うと息巻いていた。

 しかし、開幕6試合で1分け5敗とスタートダッシュに完全に失敗。6節にレッチェと引き分けると、その2日後にストロッパ監督の解任を発表した。同時に、後任としてU-19のラッファエレ・パッラディーノ監督の就任を公表している。
 
 ただ、この人事は暫定的かもしれない。複数のイタリアメディアによると、ベルルスコーニ会長&ガッリアーニCEOは、7月にシャフタール・ドネツクとの契約を解消したロベルト・デ・ゼルビ、元イタリア代表監督で2020年の中国・深圳を最後にフリーとなっているロベルト・ドナドーニ、元ワトフォードのクラウディオ・ラニエリの中から、後任監督を選ぶ考えのようだ。

 セリエA開幕前に大きな期待を集めながら、6戦未勝利で最下位に沈むモンツァ。ベルルスコーニ会長&ガッリアーニCEOの次なる一手に注目したい。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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