「先に不倫したのは自分じゃない」トッティが泥沼離婚に言及、元妻を痛烈非難!「携帯を見て、眠れなくなった」

2022年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「妻は必要なときにいなかった」

イラリー元夫人(左)との離婚について語ったトッティ(右)。(C)Getty Images

 イタリアを代表するプロアスリートと芸能人の結婚生活は、17年で終わりを迎えた。それぞれ、3人の子どもたちを何よりも大切にしている。だが、かつておしどり夫婦と言われた両者の関係は、完全に崩壊していたようだ。

 元ローマ主将のフランチェスコ・トッティが、イタリア紙『Corriere della Sera』のインタビューで、タレントのイラリー・ブラージとの離婚や不倫騒動について語った。

 以前からそれぞれ不倫の噂があり、ローマの本拠地オリンピコの近い席で観戦していたノエミ・ボッキさんとの関係が取りざたされていたトッティは、「先に裏切ったのは自分ではない」と主張。随所にわたって元夫人を非難している。

 トッティは「すべては2016年に始まった。サッカー選手として最後から2年目の年だ。やめるのは簡単じゃない。死ぬようなものなんだ」と、引退が近づいていた時期から引退後、さらには旧経営陣との確執から愛するローマを退団するに至り、精神的に苦しんでいたと話している。

「旧経営陣との関係破たんはきつかった。家を去るようなものだった。自分の基準となるものがなくなって、そのつらさをイラリーは理解しなかった。そして2020年10月12日が訪れた。父が新型コロナウイルスで亡くなったんだ」

「自分も感染し、かなりキツい症状で、自宅で25日隔離し、入院しかけた。つまり、自分にとってひどい時期だったんだ。幸いにも子どもたちがいたが、妻はこれまでになく必要なときにいなかった。2021年春には完全に危機となり、去年はキツかった。もう対話がなく、何もなくなっていた」

【画像】トッティの新恋人であるノエミ・ボッキさん。不倫が報じられていたが…
 
 自身に非はなかったのかと問われると、「もちろん、壊れるときは両者で壊れるものだ。五分五分だよ」と認めている。

「自分はもっと彼女に気を配るべきだった。だが、週末は友人と約束していたんだ。そこには彼女もいたが、彼女と食事に行ったり、もっと気を配るべきだった」

一方で、ゴシップ誌で騒がれていたノエミさんと親しくなったのは2020年になってからで、正式に交際を始めたのは3月と主張。報じられたオリンピコでの写真のときは友人関係でしかなく、それ以前からイラリーには別の男性がいたと話している。

「9月から噂が耳に届くようになった。彼女に誰かいる、しかもひとりじゃないとね。信じられなかったが、メッセージを見てしまった。(携帯チェックは)20年間したことがなかったし、彼女もそうだっただろう。だが、信頼する複数の人から警告されて疑った」

 その携帯のメッセージで、トッティはイラリーと別の男性の関係、そしてその間をイラリーの友人である美容師が取り持っていたことを知ったという。「『ホテルで会おう、いやウチのほうがいい』といった」メッセージを見て、トッティは見てみぬふりをしながらも、心がむしばまれていったそうだ。

「誰にも言わず黙っていた。子どもたちを守るために家庭を壊したくなかった。過去に自分にも彼女にも噂はあったが、噂だった。だが今回は証拠があったんだ。事実だったんだ。うつになり、眠れなくなった。何もないふりをしていたが、自分が自分じゃなく、別の人間だった。そこから抜け出せたのはノエミのおかげだ」

 そのノエミさんとの写真が公になり、イラリーから問いただされたというトッティは、「否定した。彼女にも子どもたちにも本当のことを言わなかった。まだすべてを救いたいと願っていたからだ」と振り返っている。

「でも、そのときに重しが取り除かれた。別の男性のことを聞いたんだ。最初は彼女も否定した。だが私は2021年3月にもう知っていた。私とノエミとのことの前から、彼や別の人がいたことをね」
 

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