バルサが4発快勝のカディス戦、ファンが倒れる緊急事態で約1時間試合が中断。アルゼンチン代表GKがAEDをスタンドに運ぶ

2022年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

82分に試合が中断

中断中に心配そうな表情を見せる両軍の選手たち。(C)Getty Images

 現地時間9月10日に開催されたラ・リーガ第5節、バルセロナがカディスのホームに乗り込んだ一戦で、深刻な事態が起こった。

 55分にフレンキー・デ・ヨング、65分にロベルト・レバンドフスキがゴールを奪い、バルサが2点リードで迎えた82分、突然試合が中断した。

 スペイン紙『MARCA』などの情報によれば、スタンドでカディスの年配の男性ファンが心停止で倒れたという。ホームチームのアルゼンチン代表GKヘレミアス・レデスマがAED(自動体外式除細動器)を慌ててスタンドで投げ入れる一幕もあった。
 
 そのサポーターは応急処置を受けた後、一命は取りとめて病院に救急搬送。その間、選手たちは一度ロッカールームに下がり、試合は1時間弱中断したのち、再開した。

 再開後、86分にアンス・ファティ、90+2分にデンベレが追加点を挙げたバルサが4-0で大勝。今シーズン4勝目を挙げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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