Jリーグは９月10日、J１第29節の８試合を各地で開催。優勝争いは、横浜が首位を堅持している。

　首位の横浜は福岡をホームに迎え、１－０の勝利。序盤からセカンドボールをしっかりと回収して攻勢に出ると、14分、流れるようなパス回しからペナルティエリア中央で受けたアンデルソン・ロペスが左足で冷静にネットを揺らし、先手を取る。その後も再々にわたって好機を創出するなど、試合を優位に進めた横浜が無失点で白星を収めた。
 

　３位川崎と２位広島の直接対決は大量得点で前者が４－０の完勝。序盤こそ相手にチャンスを与えたが、CBのジェジエウが見事なカバーリングで失点を許さず。34分に華麗なパスワークから家長昭博が決めて先制する。

　勢いに乗った川崎は、59分に脇坂泰斗、68分にPKで知念慶、78分に家長が得点を重ね、重要な一戦をものにした。敗れた広島は連勝が５でストップした。

　この結果、勝点を55に伸ばした横浜が２連勝で首位をキープ。上位対決を制した川崎が勝点を52とし、２位に浮上。６試合ぶりの敗戦を喫した広島は３位に後退した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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