川崎がゴールラッシュで優勝争いの大一番を制す! 家長2発や知念の3戦連続弾などで広島に4-0快勝

2022年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

脇坂が巧みな反転シュートで追加点

川崎が家長の2得点などで広島に4-0の快勝。上位対決を制した。写真:徳原隆元

 Jリーグは9月10日、J1第29節の8試合を開催。等々力陸上競技場では川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島が行なわれ、4-0で川崎が勝利を収めた。

 3位川崎がホームに2位広島を迎えた上位直接対決。試合は立ち上がりから攻守が激しく入れ替わる見ごたえのある展開に。

 広島は4分、ゴール前から川村拓夢が放ったシュートはGKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれ得点ならず。川崎も19分、高速カウンターから家長昭博が右足を振り抜く。これはGK大迫敬介に防がれる。

 お互いに好機を得るなか、徐々に川崎が攻勢を強める。テンポ良く繋いで敵陣に進入すると、アタッキングサードでパスを回してシュートチャンスをうかがう。

 ボールを保持する時間が続くと34分、ついに先制点を奪う。左サイドでボールを受けたマルシーニョからのスルーパスに反応した佐々木旭が、ペナルティエリア左からゴール前に折り返す。これに走り込んだ家長が冷静に左足で合わせてゴール右に流し込んだ。家長は今季の得点数を9に伸ばした。
 
 後半も川崎が勢いそのままに猛攻を仕掛ける。すると59分、ゴール前で橘田健人とマルシーニョが細かく繋ぐと、最後は脇坂泰斗が巧みなトラップからの反転シュートでネットを揺らす。

 さらに68分には、ペナルティエリア内で脇坂が住吉ジェラニレショーンに倒されPKを獲得。これをキッカーの知念慶が右足でしっかりとゴール右に沈める。知念は3試合連続のゴールとなった。

 これだけでは終わらず、78分にも家長が追加点を挙げ、4得点のゴールラッシュで川崎が完勝。敗れた広島は連勝が5でストップした。

 次節はともにアウェーで、川崎は14日に名古屋グランパスと、広島は17日に名古屋グランパスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ペナルティエリア内で魅せた脇坂泰斗の追加点! 巧みな反転シュートでネットを揺らす

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