【J1採点&寸評】浦和4-1柏|快勝の浦和には高評価がズラリ。MOMは痺れるアシストを決めた…

2022年09月10日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

浦和――大久保は相手を惑わす立ち位置が絶妙だった

【警告】浦和=なし 柏=細谷(51分)、M・サヴィオ(53分)、大南(55分)、ドッジ(64分)
【退場】浦和=なし 柏=なし
【MAN OF THE MATCH】伊藤敦樹(浦和)

[J1第29節]浦和4-1柏/9月10日/埼玉スタジアム2002

【浦和|採点】
スタメン)

GK
鈴木彩艶 6.5
DF
宮本優太 6
アレクサンダー・ショルツ 6.5
知念哲矢 6.5
明本考浩 6.5
MF
伊藤敦樹 7(71分OUT)【MAN OF THE MATCH】
岩尾 憲 6.5(84分OUT)
関根貴大 6
大久保智明 7(66分OUT)
FW
松尾佑介 7(71分OUT)
アレックス・シャルク 6.5(66分OUT)

途中出場)
MF
江坂 任 6(66分IN)
MF
松崎 快 6(66分IN)
MF
柴戸 海 6(71分IN)
FW
キャスパー・ユンカー 6(71分IN)
MF
安居海渡 6(84分IN)

監督)
リカルド・ロドリゲス 6.5
 
【浦和|寸評】
 守備時のフォーメーションは4-2-3-1だが、攻撃時は中盤の形を逆三角形に変えた4-3-3にシフト。機能性が高い可変システムで相手を攪乱した。

 7分には大久保のスルーパスに反応した松尾がネットを揺らして先制。アシストした大久保は流動的にポジションを入れ替えつつ、相手を惑わす立ち位置が絶妙で、狭いスペースを苦にしないテクニックも素晴らしかった。

 攻撃時はインサイドハーフにシフトした伊藤も、相手が嫌がるポジションを取るのが上手かった。24分には岩尾の縦パスを受け、A・シャルクへ痺れるようなスルーパスを供給。ボールを受けたA・シャルクは相手GKとの1対1を制した。

 さらに57分には岩尾のCKを明本がファーサイドに流し、最後は知念が詰めた。セットプレーからもゴールを奪い、後半途中の相手の反撃はGK鈴木の好守連発で凌ぐあたりは、チームとしての完成度の高さを感じさせた。 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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