最後方から、たった一本のパスで得点機を演出した。

　ジュビロ磐田は９月３日、J１第28節で柏レイソルとホームで対戦し、２－２で引き分けた。２点ビハインドを追いつき、粘り強く勝点１を獲得した試合で、GK三浦龍輝が披露したロングキックが注目を集めている。

　２－２で迎えた86分、DFからパスを受けた三浦は、右サイドに向けてロングキックを放つ。ボールはハーフウェーラインをはるかに越えて、相手の最終ラインの裏に抜けだしていた吉長真優に到達。吉長はペナルティエリアに侵入。敵のディフェンスの前にシュートは打てなかったが、惜しいシーンとなった。
 

　Jリーグの公式Youtubeが「【絶品パス】GK三浦龍輝、一発で大チャンスの絶品ロングキック」と題してこのシーンをアップロード。「GKのキックの精度は勿論のこと、受け手のボールコントロール能力もないと成立しないスーパープレイ！」「素晴らしいパスと素晴らしいトラップ！」「俺こんなの蹴れないよ」などの声が寄せられた。

　昨年から磐田の正守護神に定着し、今季もここまで21試合に出場している三浦。残留をかけた終盤戦、さらなる奮起を見せてチームを救えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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