「必ずや残留をつかみ取ります」降格圏に沈む神戸が声明を発表。天皇杯敗退には「申し訳ない気持ちでいっぱい」

2022年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

26試合終了時点で勝点24の17位

降格圏の17位に沈む神戸。残留へ向けた決意をファンに示した。写真:滝川敏之

 神戸は9月10日、「ヴィッセルファミリーのみなさまへ」と題した声明を発表。J1残留へ向けて決意を示した。

 神戸は今シーズン、開幕から11戦未勝利など思うように白星を積み上げられないまま、その後もなかなかチームを立て直せず。3日の前節・京都戦でも0-2の敗戦を喫し、現在、26試合終了時点で6勝6分14敗の勝点24で降格圏の17位に沈んでいる。

 また7日に行なわれた天皇杯の準々決勝で鹿島に0-1で敗れて敗退。苦しい状況に置かれるなか、神戸の千布勇気代表取締役社長がクラブ公式サイトでコメントを発表した。

「チームが非常に厳しい状況の中、チームへの変わらぬご声援、ご支援をいただき、誠にありがとうございます。どんな時も選手、チーム、クラブに寄り添い応援頂いているみなさまは我々にとってかけがえのない存在です。

 先の天皇杯敗戦を受け、残念ながらタイトル獲得の可能性を残す大会はなくなりました。試合後、スタンドに座り込んでいるみなさまの姿、足早にスタジアムを後にされる姿を見て、ファン、サポーターのみなさまに対し申し訳ない気持ちでいっぱいです」
 
 千布社長は続けて、J1残留へ向けた覚悟を綴った。

「シーズン開幕前に思い描いた形とならず、この状態でみなさまに『一致団結して応援してください』とはなかなか言いにくい状況であることは承知しております。しかし、本日からのホーム3連戦、J1残留に向けて、1つも落とせない試合となります。みなさまの応援が特に劣勢の状況、試合終盤の厳しい状況で大いなる力を選手に与えてくれます。選手スタッフ一同ここからの試合に必死に向かっていきますので、どうか今一度、みなさまのお力をお借りできないでしょうか。

 残り8試合、チーム一丸となり恥も外聞もなく攻守にアグレッシブにチャレンジャーとして戦っていきます。まずはこの3連戦で自信をつけ、シーズン終了まで吉田監督、選手スタッフと共に走り切り、必ずや残留をつかみ取ります」

 最後には、「ヴィッセルファミリーのみなさまの引き続きの応援、ご声援をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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