「まさにモンスター」CL完勝のナポリ、韓国代表DFを伊紙激賞!リバプールで最も酷評されたのは?「ひどい。悲しい姿」

2022年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「少しごう慢なクロップにレッスンを施した」

リバプール戦で躍動したキム・ミンジェ。(C)Getty Images

 開幕から苦戦しているとはいえ、大量4ゴールを許しての完敗は世界を驚かせた。

 9月7日のチャンピオンズリーグ開幕戦で、グループAのリバプールはナポリに敵地で1-4と敗れた。前半だけで3失点の大敗だ。一方のナポリにとっては、幸先の良いスタートとなった。

 ディエゴ・アルマンド・マラドーナでの快勝を「魔法の夜」と評した『Gazzetta dello Sport』紙は当然、採点記事でナポリ陣営を激賞している。

 ベストプレーヤーに選出されたピオトル・ジエリンスキとルチャーノ・スパレッティ監督、チーム全体に8.5点という高い点をつけた。そのほかにも、キム・ミンジェやアンドレ・アンギサ、クビチャ・クワラツヘリア、ジョバンニ・シメオネに8点をつけている。

 同紙はジエリンスキについて、「爆発的に4得点中3得点に関与。冷静にPKを決め、アンギサへのアシストは見事だった。真の卒業試験。あとは継続性だ」と報じた。

 また、スパレッティ監督に対しては、「おそらくは少しごう慢な(ユルゲン・)クロップにレッスンを施した。彼の手には卓越したグループがあり、急速に成長中だ」と賛辞を寄せている。

 新加入ながら大活躍で評価がうなぎのぼりのクワラツヘリアには、「あれだけ自然に(トレント・)アレクサンダー=アーノルドを抜き、見事な気質のプレーを見せる選手は、チャンピオンズリーグという遊園地に大歓迎。運命づけられた選手だ」と絶賛した。

 そして、同じく今季から加わった韓国代表DFキム・ミンジェについても、「まさにモンスター(愛称)だ。空中戦で相手が上回ることはできない。すべての相手を止めるために適切なポジションをいつも素早く見つける。そして味方を助けるダブルマーク。素晴らしい補強」と激賞している。
 
 逆にリバプールに対し、Gazzetta dello Sport紙は、チーム、クロップ、ジョー・ゴメス、ハービー・エリオット、ファビーニョ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノと、多くに4点と厳しい点をつけた。

 ワースト選手に選出されたゴメスは、「ひどかった。流血もののボールロストで、まったく状況を把握できず。3点目の場面でクワラツヘリアに振り回されたのは(彼にとって)最も悲しい姿となった」と酷評されている。

 また、クロップも「彼にとってナポリに来ることは悪夢となった。4試合で4敗。今回は間違いなくひどい印を残した」と叩かれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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