「クロースとモドリッチに匹敵」「セルティックのベスト選手」旗手に賛辞続々!前田&古橋は… 現地メディアがCLデビュー戦を採点

2022年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

旗手は先発、前田と古橋は途中出場

前半は互角以上の戦いを見せるも、後半に3失点。セルティックはマドリーとのCL初戦を落とした。(C)Getty Images

 現地時間9月6日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節で、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介(CLの登録メンバー外)が所属するセルティックは、前回王者レアル・マドリーとホームで対戦。後半にヴィニシウス・ジュニオール、ルカ・モドリッチ、エデン・アザールにゴールを奪われ、0-3と完敗を喫した。

 日本人選手で唯一先発した旗手は、積極的にパスを受け、攻撃の中心として存在感を発揮。前田は後半の頭から、直近のレンジャーズ戦で肩を負傷した古橋は72分から出場。両者とも惜しい場面を作った。

 現地メディアの採点では、いずれも旗手に賛辞を寄せる一方、途中出場の日本代表FWコンビへは辛口となっている。

『THE CELTIC WAY』
旗手:8点(チームトップタイ)

「この24歳は開始早々、ジョッタへ素晴らしいパスを出した。とても知的な選手で、エンジンルームで信じられないようなギアを入れながら、鋭いシュートでクルトワの手のひらを攻撃していた。彼はなんというプレーヤーになりつつあるのだろう」

前田:6点 
「戦術的な変更により、アバダに代わって後半から出場。2分以内にボールが足下に落ちたが、先制ゴールに繋がる綺麗な合わせ方はできなかった」

古橋:4点(チームワーストタイ)
「タリスマン的ストライカーは、試合の残り4分の1で戦列に加わり、シュートを放ったが、ゴールの枠を外れた」
【動画】旗手の必死のスライディングも及ばず!モドリッチが決めた超絶アウトサイド弾をチェック
『SCOTTISH DAILY EXPRESS』
旗手:6点

「良いパスを出し、常にセルティックを素早く動かそうとした。クロースらと中盤で競り合いながら、自分の役割を果たした」

前田:5点
「出場して数分のうちに大きなミスを犯し、いつもの走りも見せられなかった」

古橋:4点(チームワーストタイ)
「ゴール前に何度か顔を出したが、出番は少なかった」

『GLASGOW TIMES』
旗手:7点

「前半は非常に効果的な連係が見られた。見事なハーフボレーはクルトワにクリアされた。前半は、クロースとモドリッチに匹敵するような、意欲と熱意に溢れたプレーを見せた」

前田:6点
「出場後2分で、絶好のチャンスを得たが、フィニッシュを失敗した」

古橋:4点
「とっさの判断で上手くシュートを放ったが、ポストをかすめた」

『footballscotland』
旗手:8点(チームトップ)

「見ていて楽しい選手。前半には素晴らしいパスを何本か見せ、クルトワの前で強烈なシュートを放った。ワールドクラスの中盤の選手たちと対戦したが、場違いな感じはしなかった。今夜のセルティックのベストプレーヤーだ!」

前田:4点
「日本のスターはハーフタイムに投入された後、数分で素晴らしいチャンスを逃した。絶え間なくプレスをかけるも、マドリーは平然としていた」

古橋:4点
「週末に負傷した後、明らかにコンディションが万全ではなかった。シュートを放ったが、惜しくも枠を外れた」

 CLデビュー戦の評価は三者三様となった。10日の国内リーグ、リビングストン戦を経て行なわれる、14日のシャフタール・ドネツク戦ではチームに勝利をもたらし、揃って高評価を得られるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!

【PHOTO】ガオガオダンスや個性的な特技を披露!「シントトロイデンガールズ」を一挙紹介!

次ページ【動画】旗手の必死のスライディングも及ばず!モドリッチが決めた超絶アウトサイド弾をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事