【J1展望】2ndステージ・13節|川崎 – G大阪|最大の注目は「大久保vs宇佐美」の激しい得点王争い

2015年10月02日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――好調を維持する小林。今の状態であれば“3試合連続ゴール”も。

故障者/川崎=實藤、登里、山越、田坂 G大阪=なし
出場停止/川崎=なし G大阪=なし

 
J1リーグ 2ndステージ・13
川崎フロンターレ - ガンバ大阪
10月4日(日)/14:00/等々力陸上競技場
 
川崎フロンターレ
2ndステージ成績(12節終了時):6位 勝点20 6勝2分4敗 22得点・15失点
年間成績(29試合終了時):5位 勝点50 15勝5分9敗 54得点・41失点
 
【最新チーム事情】
●「相手を外す」トレーニングを続け、G大阪戦に備える。
●得点王争い中の大久保を援護すべく、チームは"宇佐美封じ"に燃える。
●小林が、膝のケアのため試合2日前の練習を欠席。少々気掛かり。
●試合2日前の練習中に田坂が足首を痛める。出場は不透明。
●前売り券の売り上げが好調で、満員となる2万4000人超えの可能性も。
 
【担当記者の視点】 
 前節の新潟戦は0-1の劣勢から小林の2ゴールで逆転勝利を収め、天皇杯を含めて公式戦4連勝中(リーグ戦3連勝)と勢いに乗っている。
 
 なかでも好調を維持しているのが、ウイングの一角に入る小林だ。怪我から復帰後は徐々にパフォーマンスが向上し、11節の名古屋戦で久しぶりのゴールを決めると、前述の新潟戦で2ゴールの活躍を見せた。今の状態であれば"3試合連続ゴール"もありそうだ。
 
 宇佐美と激しい得点王争いを繰り広げる大久保は、名古屋戦でハットトリックを達成するも、続く新潟戦ではシュート0本に終わった。ただ調子自体は決して悪くないだけに、ホームでの一撃が期待される。チームはエースを援護すべく、宇佐美包囲網を張る構えだ。
 
 第2ステージの優勝はもはや難しく、川崎はチャンピオンシップ出場圏の年間3位を狙うが、ここで負けると事実上の終戦となる可能性もある。満員の等々力で公式戦5連勝を飾って弾みをつけたい。

次ページG大阪――中3日の連戦で主力組の疲労が蓄積。数人の入れ替えもあり得る。

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