【J1展望】2ndステージ・13節|松本-清水|残留争いの大一番。崖っぷちの清水に対し、松本は手堅く勝利を目指す

2015年10月02日 サッカーダイジェスト編集部

松本――出場停止明けのオビナの存在はプラス材料。

故障者/松本=棗、エリック 清水=ヤコヴィッチ、三浦、村田 
出場停止/松本=安藤 清水=M・デューク

J1リーグ2ndステージ・13
松本山雅FC‐清水エスパルス
10月3日(土)/15:00/松本平広域公園総合球技場
 
松本山雅FC
2ndステージ成績(12節終了時):16位 勝点9 2勝3分7敗 10得点・22失点
年間成績(29試合終了時):16位 勝点24 6勝6分17敗 27得点・48失点
 
【最新チーム事情】
●オビナが出場停止明けで万全の状態。
●左ウイングバックの安藤が出場停止。代役は岩沼が有力か?
●最下位の清水を迎える一戦。残留争いの大一番でチームの士気は高い。
 
【担当記者の視点】
 10節から3連続ドローと粘り強く戦ってきたが、前節・FC東京戦では0-1で力負け。第2ステージでは4節・甲府戦(○1-0)以来、いまだ白星から遠ざかっている。
 
 なかなか上昇曲線を描けずにいるが、ただそこまで悲観すべきでもない。先月加入したキム・ボギョンは試合を重ねるごとにフィットしてきて、攻撃面にポジティブな影響をもたらしている。今節は安藤の欠場(出場停止)は痛いが、代役筆頭は攻守のバランスに優れる岩沼で、戦力ダウンは最小限に抑えられるはずだ。
 
 最下位に沈む清水が相手だが、鄭やP・ウタカ、大前など攻撃陣にはタレントを揃え、前線の迫力は決して侮ることはできない。いつもどおり、まずはリスクマネジメントを徹底した手堅いサッカーでゴールを割らせず、ワンチャンスをモノにする――。
 
 出場停止明けのオビナのコンディションが良好なのも大きなプラス材料。割り切った戦い方でゲームを優位に進めながら、最終盤に向けて勢いがつくような勝利を掴みたい。

次ページ清水――崖っぷちの状況で、村田が負傷離脱。

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