【J1展望】2ndステージ・13節|甲府‐新潟|残留へ負けられない下位対決。明るい展望を開くのは甲府か新潟か?

2015年10月02日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――失点回避を最優先に、少ないチャンスを窺う。

故障者/甲府=なし 新潟=コルテース、イム・ユファン、小泉
出場停止/甲府=なし 新潟=なし

J1リーグ ndステージ・13
ヴァンフォーレ甲府  アルビレックス新潟
10月3日(土)/18:30/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(12節終了時):13位 勝点12 3勝3分6敗 9得点・13失点
年間成績(29試合終了時):13位 勝点29 9勝5分15敗 21得点・35失点
 
【最新チーム事情】
●1日のトレーニングでは、プレスをかいくぐってのビルドアップ、相手の最終ラインの裏への飛び出しを強調。
●残留を引き寄せるべく、失点しないことを最優先。練習中にはDFの攻撃参加を抑制するような指示も。
●右太もも裏に張りが出た新井は別メニュー調整。大事には至らずも出場の可否は当日の判断に。
 
【担当記者の視点】
 先発の顔ぶれは前節からほぼ変化はないが、右太もも裏に張りが出た新井の起用は試合当日の判断となる。仮に欠場となれば、ボランチでM・パラナの相棒を務めるのは主に2シャドーの一角を務めてきた稲垣が濃厚だ。
 
 今節は年間勝点で並ぶ新潟との一戦。残留に向け最低でも勝点1が求められる状況のなか、最優先すべきは失点回避。リスクを冒したDFの攻め上がりは極力控え、堅牢な守備ブロックを構築しながら、少ないチャンスを窺うことになるだろう。
 
 その点、鳥栖戦で決勝点を奪ったバレー、そのゴールをお膳立てした阿部拓のコンビに懸かる期待は大きい。また、打開を図る意味では、ベンチ入り濃厚な伊東のスピードを活用するのもひとつの手だろう。

次ページ新潟――高い集中力で残留争いから抜け出したい。

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