中村仁郎がU-20アジア杯予選へ決意。仕掛けの部分で相手を上回れるか。「見ている人が面白いと思えるプレーを」

2022年09月04日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「得点に絡むのが自分の特長」

中村が練習後に取材に応じ、大会での目標を語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 U-19日本代表が9月4日、ラオスで行なわれるU-20アジアカップ予選に向けた国内合宿をスタート。トレーニング後に、ガンバ大阪のFW中村仁郎が取材に応じた。

 G大阪ジュニアユース、同ユース出身の中村は、2種登録時代の2020年にJリーグデビューを果たし、今季はトップチームに昇格。シーズン序盤には4試合連続でスタメンを掴むなど、ここまで9試合に出場している。

 6月以降は出場機会が減少しているが、「腐らずに取り組めている」ため、コンディションは上々だという。代表活動の初日は、「できるだけ仕掛けようと意識した。今、自分がやれる最大限を見せようと思った」と振り返った。

 今回はG大阪の同僚でユース時代からチームメイトのFW坂本一彩も選出されている。「お互い得点したいポジションなので、どっちが多く点に絡めるかを考える。だが、自分も一彩も活躍できれば」と語った。
 
 今大会の目標は、自慢の攻撃力を存分に発揮すること。

「攻撃の仕掛けの部分で相手を上回る。また、これからの人生にも関わってくる大会だと思うので、大きくアピールしたい。得点に絡むのが自分の特長なので、見ている人が面白い、自分がやっていても楽しいと思えるプレーをしたい」

 国際舞台でも持ち味を披露し、チームの勝利に貢献したい。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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