斉藤光毅がキレキレ!オランダ初陣でいきなり2アシスト! 「本当に苦しかった」デビューまでを振り返る

2022年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

今夏、ベルギー2部から期限付きでスパルタに加入

デビュー戦で2アシストをマークした斉藤。笑顔がはじける。(C)Getty Images

 現地時間9月3日に行なわれたオランダリーグ第5節で、斉藤光毅が所属するスパルタは、昇格組のフォレンダムとホームで対戦し、4-0と快勝を収めた。斉藤は66分から出場し、待望の新天地デビュー。すると、さっそく目に見える結果を残した。
 
 まずは72分、タイミング良くオーバーラップし、左サイドを突破。ペナルティエリア内からトビアス・ローリッセンへ絶妙なラストパスを送り込み、チーム3点目をお膳立てする。俄然勢いに乗った21歳は、85分にも中央へのカットインから、勝負を決定付けるスベン・マイナンスのダメ押し点を呼び込み、限られた時間で2つ目のアシストをマークした。
 
 デビュー戦でキレのある動きを見せた斉藤は、「なかなか試合に出られないなかで、途中出場という形でしたけどデビューすることができました。ゴールを決めたかったですが、アシストという形でも結果を残せたことは素直に嬉しいです」と、喜びを伝えている。
【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち
「『試合に出てちょっとしたきっかけで、選手やスタッフ、サポーターからも信頼されるようなプレーをできる!』と、ずっと自分に言い聞かせてきたので、準備してきて良かったなと思っています。怪我もしてしまい、試合に出られないのは本当に苦しかったので、『今日のデビュー戦で苦しい期間を抜け出せたのかな』と今後思えるように、また練習から頑張っていきます。

 この試合はリードしていたし相手も疲れてきていたので、ボールをもらったら仕掛けようと思っていました。交代して入った時に、左サイドバックの選手に『1対1を仕掛けたい』と伝えてコミュニケーションも取れていて、結果何回かボールが来て、自分のゾーンにも入れました」

 斉藤は2021年に横浜FCからベルギー2部ロンメルに完全移籍し、昨シーズンは公式戦22試合で6ゴールを記録。日本の世代別代表としても今年6月のU-23アジアカップに10番として参戦し、チームの3位に貢献。今夏にスパルタへの期限付き移籍し、オランダ1部へステップアップしていた。

 次節は同じロッテルダムをホームタウンとする難敵、フェイエノールトと相まみえる。パリ五輪での活躍も期待される若きサムライは、「ダービーですし、これからが勝負だと思うので、スタメンを狙って、ゴールを量産できるようにしっかりと頑張っていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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