「明るい未来が待っている」“30分間”で好機創出の三笘薫を現地激賞!「最も印象的だったのは…」

2022年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポッター監督はうれしく思うはず」

約30分間のプレーで好印象を残した三笘。(C)Getty Images

 プレミアリーグでここまで最長の出場時間は、今後につながっていくだろうか。

 ブライトンの三笘薫は8月30日、プレミアリーグ第5節のフルアム戦で後半途中の63分から出場した。チームは2点を先行され、PKで1点を返したものの、三笘の投入以降も追いつくには至らず。1-2で敗れ、今季初の黒星を喫している。
    
 サッカーサイト『VAVEL』は、この日の試合からうかがえた4つのポイントのひとつに三笘のパフォーマンスをピックアップ。「ベンチスタートから才能を見せた」と評価した。

 同メディアは「63分にグレアム・ポッター監督は試合の流れを変えるために3枚替えを行った。そのひとりが日本人ウィンガーのカオル・ミトマだった」と報じている。

「彼は今月のニューカッスル戦でプレミアリーグデビューを飾り、以降ベンチスタートからインパクトを残してきた。フルアム戦では1度チャンスをつくり、パス成功率は88%だった」

【動画】63分からの出場で、鋭いパスや正確なクロスでチャンスを作り出す三笘
 さらに、VAVELは「最も印象的だったのは、彼の仕事ぶりや意欲だ」と、三笘に賛辞を寄せた。

「必ずしも成功したわけではなかったが、一貫して相手に仕掛け、チャンスをつくろうとした。プレミアリーグに来てまだ1か月の25歳であることを考えれば、非常に明るい未来が待っている」

「ポッター監督はチームのパフォーマンスにフラストレーションを感じているだろう。だが、ベンチから出場したミトマのことはうれしく思えるはずだ」

 ニューカッスル相手のデビュー戦で75分から出場した三笘は、続くウェストハム戦で終了間際の投入だった。前節リーズ戦では79分に投入されており、63分からピッチに立ったこの日はこれまででプレー時間が最も長かった。

 現状の三笘は、そのプレーする機会を増やし、その中でインパクトを残して次につなげることが求められている。これから「明るい未来」が待っているのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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