「すごく良い国だけど…」ポステコグルー監督が日本での苦労を明かす。息子たちのお気に入りは「キョウゴ。ダイゼンも好きだ」

2022年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜を率いた後、昨夏にセルティックの監督に就任

日本人4選手が在籍するセルティックで監督を務めるポステコグルー。(C)Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、『Open Goal』のインタビューに対応。家族や自軍でプレーする古橋亨梧、前田大然について語った。

 57歳のオーストラリア人指揮官は、母国クラブやオーストラリア代表監督を務めた後、2018年に横浜F・マリノスの監督に就任。アタッキングフットボールの名の下に、超攻撃的サッカーを展開し、翌年には15年ぶりのリーグ制覇をもたらした。確かな手腕を買われ、昨夏からスコットランド屈指の名門で指揮を執っている。

 そんなポステコグルー監督は、6歳と8歳の息子を持つ父親でもある。「子どもたちは試合を見に来るか?」との問いには「Yes」と答え、彼らのお気に入りの選手を明かしている。

「キョウゴだ。日本から一緒に来たからね。息子たちへのサッカーの最初の紹介は、私が横浜で監督を務めることだった。その時に彼らはまだ小さかった。キョウゴは私がここに来て、日本から最初に加入した選手だった。横浜でのプレーを見ていたから、(元横浜の)ダイゼンも好きだ」
【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!
 スコットランドでの生活については、母国語である英語が通じる分、かなり楽になったと伝えている。

「家族はとても慣れてきた。子どもたちは学校が好きだしね。妻も慣れてきて、友だちも作った。日本では大変だったよ。もちろんすごく良い国で、子どもが育つ環境としてもすごくいいし、とても安全で、みんな優しいけど……。言葉の壁があるから、妻にとっては友だち作りが困難だった。まあ私にとっては簡単だったけどね。どこに行っても、仕事をしているからつながりがある。

 ここであれば言葉が分かる。それにスコットランドの人もみんなとても優しい。私は何回も、出会ったばかりの人から、彼らの家でのディナーに招待されたよ」

 セルティックの監督就任時には、欧州ではほぼ無名の存在だっただけに、不安の声が少なくなかった。しかし、古橋と前田らの活躍もあり、見事に宿敵レンジャーズから覇権奪回。周囲の雑音を一蹴して見せた。チャンピオンズリーグ本大会にも参戦する2年目は、選手たちと共に、その名を世界中に轟かせることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】2点目のミドルは必見! 古橋亨梧、衝撃のハットトリックをチェック!

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち

次ページ【動画】2点目のミドルは必見! 古橋亨梧、衝撃のハットトリックをチェック!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事