トルシエの元右腕、フランスで明暗分かれた日本代表2人に言及!「当たり負け、目立たなかった」「松井大輔を超えられるか」

2022年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

伊東は加入後初ゴール!南野は…

南野(左)と伊東(右)。第4節では明暗が分かれた。(C)Getty Images

 フィリップ・トルシエ元日本代表監督の下で、通訳を務めていたことで知られるフランス人ジャーナリスト、フローラン・ダバディ氏が、8月29日にツイッターを更新。今夏からフランスで戦う南野拓実(モナコ)と伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)に言及した。

 28日に行なわれたリーグ・アン第4節で、モナコはパリ・サンジェルマン、S・ランスはリヨンと対戦し、それぞれ1-1のドローで終わった。ただ、個人のパフォーマンスでは、日本代表2人の明暗がくっきり分かれた。

 先発した伊東は、豪快なヘッドで合わせ加入後初ゴールを奪ったのに対し、64分から途中出場した南野は、まずいボールロストを連発。評価を落とす結果となった。

 ダバディ氏は「二人の日本人選手のチームはいずれも引き分けで、強豪相手に善戦でしたが、お二人の内容は対照的でした。伊東純也選手は今季二度目のスタメン、終始チームを引っ張りました。一方、南野拓実選手は途中出場でも、かなり苦戦しましたね」と対比したうえで、まず伊東に対して、以下のように見解を示している。

「初ゴールに、lequipeでチーム最高の採点『無駄のないパス・センス、仕掛ける勇気が報われ、貴重なゴール』。これでチームメイトにも、ファンにも、相手や仏メディアに覚えられましたね。リーグアン史上最高成績日本人選手の松井大輔を超えられるのでしょうか!楽しみですね」
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 南野へは、今月24日にもMLB挑戦が失敗に終わった阪神タイガースの元エースを引き合いに出し、「先週末1-4で完敗したモナコの南野拓実選手は3試合連続チーム最下位の評価でした。井川慶のヤンキース・デビューを連想するほどの1ケ月間」と伝えていたなか、再び厳しい言葉を寄せている。

「南野拓実選手は途中出場のタイミングにアピールをするチャンスでしたが、パリサンジェルマンの守備陣たち(の強烈なフィジカル)とのデュエルに当たり負け、目立ちませんでした。モナコの中盤は良くなっている中、水曜日のホームゲームにもう一度チャンスをもらえるのでしょうか」

 ダバディ氏は「パリサンジェルマン戦で出番があったら、ついに劣勢を覆すチャンスも巡って来るのかもしれませんね。頑張れ!」とエールも送っていたが、プレスネル・キンペンベら、屈強な守備陣に力の差を見せつけられ、王者との一戦でのアピールは完全に失敗に終わった。

 序列のさらなる低下が懸念されるなか、中2日で迎えるトロワ戦では、リバプールから鳴り物入りで加入した背番号18にどれだけ出番が与えられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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