「すごく楽しくて、成長しかない」女子W杯準優勝もU-20なでしこ杉澤海星が晴れやかな表情で充実感を示す

2022年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この舞台に立ててすごくうれしかった」

U-20なでしこは女子W杯決勝でスペインに敗れ準優勝。試合後、杉澤は反省と充実感を口にした。(C)Getty Images

 U-20日本女子代表は現地時間8月28日、U-20女子ワールドカップの決勝でスペインと対戦し、1-3の敗戦。2018年フランス大会に続いての2連覇とはならなかった。

 日本は立ち上がりに相手の攻勢を受け、12分に先制点を奪われると、22分、27分にも立て続けに失点。前半だけで3点のビハインドを負う。迎えた後半、47分にゴール前の混戦からこぼれ球を天野紗が押し込み1点を返す。しかしその後の猛攻も、相手の粘り強い守備に苦戦し、得点を奪えず。準優勝で大会を終えた。

 32分に右サイドでの仕掛けから惜しいコントロールシュートを放つなど、多くの決定機に絡んだDF杉澤海星は、試合後のフラッシュインタビューに応じ、ゲームを振り返った。
 
「日本らしさというのがあまり出せていなくて、そこから失点してしまって、苦しい状況になったときに立て直すというのが、まだ日本の実力不足だったなと。前半はそう感じたんですけど、後半は本当に自分たちのサッカーができていて、日本らしさというのをしっかり日本の応援してくれている皆さんに見せられたんじゃないかと思います」

 悔しい胸の内を語りつつも、どこか晴れやかな表情で受け答えする杉澤は続けて、「個人的には、負けてしまいましたけど、本当にすごく楽しくて、成長しかないというのを自分で感じることができましたし、本当にこの舞台に立ててすごくうれしかったです」と充実感を得たようだ。

 最後には、「応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます」とファンへの感謝を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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