U-20日本女子代表はコスタリカで開催されているU-20女子ワールドカップで、現地時間８月28日、決勝でスペインと対戦。１－３で敗れ、準優勝で大会を終えた。
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　グループステージを３連勝で首位突破したU-20なでしこは、準々決勝のフランス戦をPK戦の末に勝利し、続く準決勝ではブラジルに２－１と競り勝ち、ファイナルへと駒を進めた。

　大会連覇をかけて挑んだ決勝の相手はスペイン。前半に３失点を喫した後、後半に１点を返したが反撃もそこまでだった。

　タイトルを逃したが、若きなでしこたちには、ファンから温かい言葉が寄せられた。

　女子サッカー代表の公式SNSには、「惜しかった。でも２大会連続ファイナリストという事実」「この大会で積み重ねたものは決して失う事はありません。あなた達はfootballの旅の途中です」「日本女子サッカーの未来は明るい」「これから先この悔しさを忘れずに、各々がサッカーと向き合って更に成長してほしい」「お疲れ様でした！！すごいことだよ！」「準優勝とはいえ、得たものは大きい。胸を張って帰国してほしい」といった声が集まった。

　また、現地コスタリカでは勝ち進むごとに日本の人気が上昇。当日も多くの地元サポーターが会場に足を運んでおり、ところどころで「ハポン！（スペイン語で日本の意）」コールが巻き起こり、スペイン代表がボールを持つとブーイングが巻き起こるほどだった。

　SNSでも現地サポーターから「あなたは国全体の愛を勝ち取りました。あなたは素晴らしいワールドカップを作りました。コスタリカはいつもあなたのホームです」という日本語のコメントや、「君たちにスタオベする。素晴らしい試合だった！」「お疲れ様」といったスペイン語での激励も見られた。

　大会連覇とはならなかったが、若きなでしこたちの奮闘は、間違いなく現地ファンの心を打ったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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