「容赦ないセルティックの完璧な模範」躍動する前田大然を地元メディアが激賞!「得点力も過小評価されている」

2022年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここまで3アシストをマーク

いまやセルティックで不可欠な存在となっている前田。(C)Getty Images

 完全移籍を果たして迎えた2年目の今季も、セルティックの前田大然はアンジェ・ポステコグルー監督の下でレギュラーとして貢献している。リーグ戦4試合を消化し、まだ得点こそないものの、3アシストを記録してきた。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は8月27日、「『容赦なし』ほど、セルティックでのポステコグルー政権にぴったりの言葉はあまりないだろう。この言葉にあてはまる選手は複数いるが、ダイゼン・マエダほど体現している選手はいない」と、改めて前田を称賛している。

「電光石火の日本人選手のトレードマークである相手DFに対するプレスは、ポステコグルーのチームに不可欠となった。1月に加入して以降、フィットネスが整い、起用できる状態であれば、彼が外されることはまれだった」

 同メディアは「リエル・アバダやほかの選手たちを彼に代えるべきとの声があっても、監督はヨコハマでもセルティックでも獲得した選手にこだわってきた」と続けている。

「マエダにジョッタのエレガントさや技術的能力、アバダの本能的なポジショニングとボックスへの走り込みはない。だが、彼は本当にエリートクラスのプレスと、ボールを持っていないときの知性で、それらを補って余りあるものとしている」

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 67 HAIL HAILは「ポステコグルーの世界で最も重要なのはシステム」としたうえで、「マエダは様々な点でその完璧な模範だ。自己中心的でなく、ポステコグルーというマシンの中で疲れしらずに動く歯車で、スマートかつハードに仕事する」と激賞した。

「彼の尽きることない献身と、セルティック陣内にロングボールを蹴りこむようにSBを追い回す力は、相手のビルドアップを源から止めるのに重要なツールとなっている。得点力も過小評価されている。サイドでプレーして(昨季)公式戦22試合出場で8得点は見事なもので、マエダが今季もすぐに得点を挙げるのは確かだろう」

 今季のセルティックは5年ぶりにチャンピオンズリーグにも出場する。グループステージでは王者レアル・マドリー、RBライプツィヒ、シャフタールと同組になった。

 67 HAIL HAILは「今季のセルティックが欧州でも躍進するには、マエダの力が絶対的に重要となる」と、欧州最高峰の舞台でも前田の力は欠かせないと期待を寄せている。

「フィットネスを保てば、グループステージ全6試合に出場するのはほぼ確実だろう」

 すでに今季、前田と古橋亨梧の連係からゴールも積み重ねているセルティック。強敵がそろう最高のステージで、日本人コンビが爆発するのを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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