８月27日に行なわれたプレミアリーグ第４節で、三笘薫の所属するブライトンは、リーズとホームで対戦。３日前の３部フォレスト・グリーンとのリーグカップ２回戦で初先発した三笘は、ベンチスタートとなった。

　共に開幕から２勝１分けでいまだリーグ戦負けなしと、好調同士の対戦で先にビッグチャンスを作ったのはブライトンだ。17分、右サイドでのFKからグロスがピンポイントクロスを送り込むと、ウェブスターがフリーの状態で抜け出し、ヘッドで合わせるが、惜しくも枠の右に外れる。

　ホームチームは30分にも、絶妙なサイドチェンジのパスをゴール前の右サイドで受けたマーチが、中央へ切れ込み、左足を一閃。しかし、鋭いシュートはGKメリエの手中に収まる。

　前半アディショナルタイムにはペナルティエリア手前でFKを与え、ピンチを迎えるも、ロドリゴの左足でのシュートは壁がブロックし、事なきを得る。
 

　スコアレスで折り返すと、51分に決定機が到来。カウンターからマーチが一気に抜け出し、メリエと完全に１対１となるが、ビッグセーブに阻まれ、モノにできない。

　迎えた66分、ホームの大声援を受けるブライトンがついに試合を動かす。トロサールのラストパスをエリア右で受けたグロスが、右足で冷静に流し込んだ。

　その後、79分には三笘を投入。今夏からイングランドでプレーする日本代表MFは、終了間際には果敢な仕掛けを見せた。ブライトンはきっちりと逃げ切り、１ー０でリーズを撃破。開幕から４戦負けなしとし、勝点を10に伸ばした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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