「私は大統領か何かを怒らせたのか?」クロップの怒りを買った元英代表FWが反論!「真実を言ったまで」

2022年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

クロップは「信じられなかった」と発言

ユナイテッドへの批判に憤ったクロップ。(C)Getty Images

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は先日、宿敵マンチェスター・ユナイテッドが不振で批判にさらされていた際、元イングランド代表FWのガブリエル・アグボンラホールの発言を非難した。

 ユナイテッドがブレントフォードに0-4と完敗したのを受け、現在コメンテーターを務めるアグボンラホールは、「これはマンチェスター・ユナイテッドではない」と酷評している。

「私なら、この一戦で『(エリク・)テン・ハーフ、分かってるな。とにかく荷物をまとめろ』と思うね。めちゃめちゃなシーズンスタートで、ピッチでの彼らはおかしかった。とにかく良くなかった」

『talkSPORT』でのこの発言をラジオで聞いていたというクロップは、番組に連絡してアグボンラホールに「自分が選手だったことを完全に忘れたんだな」と言いたかったくらいだと不快感を表した。

「私の(リバプールでの)1年目のとき、彼はウチに0-6と敗れた。私には、ピッチで彼が『メンタリティの怪物』だったという記憶はないがね。(そのアグボンラホールの発言は)信じられなかった。元選手ですらこうなのだから、それ以外がどうなのかは想像できるだろう」

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 クロップが怒りを見せたことで発言が注目されたアグボンラホールは、アメリカの『CNN』からスカイプ取材の依頼もあったという。英紙『Daily Mail』で、アグボンラホールは「『何が起きているんだ。私は大統領か何かを怒らせたのか?』と思ったよ」と話している。

「誰もが私とまったく同じことを言っていた。クロップがああいうことを言うのは少し不思議だし、0-6を持ち出すのはもっとおかしい。どうして個人的なことにするんだ? 私はなんと言うべきだったというのか。ユナイテッドが0-4で負けて見事なまでにアンラッカーだったとでも? 私は真実を言ったまでだ」

 コメンテーターとして試合を分析するなど準備をしており、ただしゃべっているだけではないと主張したアグボンラホールは、クロップに会ったら「自分が言ったことを説明するだけだ」と述べた。

「クロップのような監督たちは、とにかくそれに慣れなければいけない。リバプールが次の試合で勝たなければ、人々は似たような批判を彼にし始めるだろう。そうなったら、『Sky』に連絡して怒るのか? 彼は受け入れなければならない。元選手は正直になるものだ。それが私のスタイルだ」

 アグボンラホールの主張を、クロップやファンはどのように受け止めるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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