「ようやくリベンジする場所に帰れた」2本のPKストップで勝利の立役者に! 浦和・西川周作がACL決勝進出に喜び

2022年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「PKは楽しむことができました」

西川はPK戦で2本をストップし、チームをACL決勝進出へと導いた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 浦和レッズは8月25日、ACLの準決勝で全北現代モータース(韓国)をPK戦の末に下し、決勝進出を決めた。

 浦和は11分に松尾佑介の得点で先制も、55分にPKで失点。1-1で入った延長戦は、116分に相手に決められ1点をリードされるも、終了間際の120分に途中出場のキャスパー・ユンカーが劇的な同点ゴールを挙げる。延長戦でも決着はつかず、突入したPK戦を3-1で制し、2019年大会以来、3年ぶりのファイナルへ駒を進めた。

 安定したセービングでチームを救い、PK戦でも2本をストップし、勝利に大きく貢献した守護神の西川周作は、試合後のフラッシュインタビューに応じ、心境を語った。
 
「率直に決勝の舞台に進むことができて、ようやく2019年のリベンジする場所に帰れたなという気持ち。本当に仲間が120分戦って、最後の最後に追いついてくれて、まだ自分たちはあきらめないんだという姿勢を見せてくれた。

 決勝戦にもなると、プレッシャーがかかってきて、相手もさらに強くなってくると思うので、自分たちはしっかりとリーグ戦に切り替えて、またみんなで上に上に向かって戦っていきたいです」

 また、PK戦については、「僕の後ろには心強いファン・サポーター、仲間が(相手に)プレッシャーをかけてくれたので、PKは楽しむことができました」とサポーターへの感謝を伝えた。

 決勝はホーム&アウェー方式で実施。2019年は決勝でアル・ヒラル(サウジアラビア)に敗れ、準優勝となった浦和。そのリベンジを果たせるか。アジアの頂点を懸けて西地区の決勝進出チームと来年2月19日に第1戦、同26日に第2戦を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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