「カマダに頼っている」2戦連発のフランクフルト鎌田大地を現地メディアが激賞&懇願!「9月1日以降も残ってほしい」

2022年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

鎌田はリーグ2戦連発

途中出場でチーム唯一のゴールを挙げた鎌田。(C)Getty Images

 現地時間8月21日に行なわれたブンデスリーガ第3節のフランクフルト対ケルンは、1-1のドローに終わった。ホームチームのスコアラーは、69分から途中出場した日本代表MF鎌田大地だ。

 先週は体調不良のためにチームトレーニングを欠席していた日本人MFだが、ケルン戦ではベンチ入り。スコアレスの状態でピッチに送り出された直後から攻撃にアクセントをもたらすなか、自ら獲得したFKを沈め、チームに先制点をもたらした。

 その後、追いつかれて試合は引き分けに終わったが、鎌田は前節ヘルタ・ベルリン戦に続く2試合連発ゴールの活躍ぶり。出場時間が短かったため、現地メディア『kicker』、『BILD』ともに採点は無しだったが、現地紙『Frankfurter rundschau』、現地専門メディア『SGE4EVER』はマン・オブ・ザ・マッチに選出するなど高い評価を付けた。
【動画】途中出場から見事な直接FKを叩き込む! 鎌田大地のブンデス今季2点目をチェック
『Frankfurter rundschau』は「体調不良のために、ベンチに長くとどまることになったのは残念だった。しかし交代選手として出場した後、すぐにチームの中心選手となった。ファウルでFKを獲得し、自らボールをセットし、そのままゴールに叩き込んだ。彼はそういう選手なのだ。この試合だけではなく、今シーズンここまでで、間違いなくフランクフルトで最高の選手である」と賛辞を送っている。
 
 また、『SGE4EVER』は採点で「2」をつけた(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。そして称賛とともに、残留への願いも綴っている。

「鎌田は波に乗っている。アイントラハトは現在、鎌田大地のゴールセンスに頼り切っている。風邪ぎみの日本人選手はベンチスタートにもかかわらず、チームの重要な役割を果たした。FKの驚くべきゴールでチームにリードをもたらしたのだ。彼は間違いなく、良くも悪くも違いを生み出せる選手だ。フィリップ・コスティッチが去った後、このクオリティを持つ選手はチーム内に見当たらない。だからこそ、この26歳が好調で、9月1日以降もここに残ってくれることを祈るばかりだ」

 次節は敵地でブレーメンと対戦する。リーグ戦ではここまで2分1敗と未勝利のフランクフルトだが、攻撃の柱でもある鎌田の存在が、チームの命運を握っていると言っても過言ではなさそうだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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