開幕２戦をドローで終えたリバプールは、現地８月22日のプレミアリーグ第３節でマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。30年ぶりの最下位に沈んでいた相手に１-２で敗れ、まさかの３試合未勝利となった。

　批判を浴びているのが、守備の要であるオランダ代表DFのフィルジル・ファン・ダイクだ。16分にユナイテッドが奪った先制点を場面で、スコアラーとなったジェイドン・サンチョが、ジェ―ムズ・ミルナーのシュートブロックに対して切り返した瞬間、距離を詰めず、手を後ろに回してシュートに備える体勢をしたからだ。

　結果、余裕をもってシュートを打てたサンチョにゴールを許した後、ミルナーはファン・ダイクに激昂。英紙『METRO』は「ミルナーはファン・ダイクに激怒し、テレビカメラはMFがオランダ人に『彼（サンチョ）のほうへ出て行けよ』と言っているのを捉えた」と伝えている。

【画像＆動画】「なぜ見ているだけなんだ？」批判を浴びているサンチョのゴール時のファン・ダイクの対応

　また、米『ESPN』のツイッターは「ファン・ダイクは、サンチョのゴールを最前列で見ていた」と皮肉り、このシーンの画像を投稿。コメント欄には、「恐ろしい守備だ」「彼はもはや世界最高のCBではない」「何度も見たシーンだ」「凍りついた」「彼は最も過大評価されている」「なぜ見ているだけなんだ？」「こんな守備で守れるわけがない」といった辛辣なコメントが寄せられている。

　近年、「世界最高のDF」と評されてきた男が窮地に立たされている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】「出て行けよ！」失点後にチームメイトがファン・ダイクに激怒！

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