「彼らは譲れない存在」ポステコグルー監督が古橋亨梧と昨季リーグ得点王の定位置争いに言及!「重要なのはともに…」

2022年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕から全4試合、古橋がCFで先発出場

何かと比べられがちな古橋(左)とギアクマキス(右)。(C)Getty Images

 現地時間8月21日に行なわれたスコットランド・リーグ第4節で、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介の日本人4選手が所属するセルティックは、ハーツとホームで対戦。終了間際には相手が2人の退場者を出すなか、2-0と快勝を収め、開幕4連勝を飾った。

 この一戦でゴールを挙げたのが、古橋とギオルゴス・ギアクマキスだ。まずは13分、日本代表FWが3戦連発となる先制点を叩き出せば、途中出場の昨季リーグ得点王も90+4分に負けじと2戦連発弾を奪った。
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 今季、どちらのCFがレギュラーに相応しいかは、度々議論となっている。先日にはクラブ専門サイト『THECELTICWAY』がデータを交え、起用法を探っていたなか、アンジェ・ポステコグルー監督がこの話題に言及。オーストラリア・メディア『Murray Valley Standard』によれば、ハーツ戦後にこう語っている。

「ともにゴールを決めたのは素晴らしい。2人ともしっかりトレーニングに励んでいるし、質の高いストライカーだ。今日はファイナルサードでいくつかサービスが良くなかったが、そういうところにボールを運べば、彼らはフィニッシュが上手いし、ボックス内で違うやり方、違うスタイルで存在感を示せると分かっている」
 
 就任2年目のオーストラリア人指揮官は、「彼らは我々のフットボールクラブにとって譲れない存在だ」と断言。絶対的な信頼を伝えた。

「先発であろうとなかろうと、自分たちが何をしなければならないかを理解している。先発に相応しい質の高いストライカーだ。2人とも多くの試合に出るだろう。重要なのはともに調子が良く、ゴールを決めていることだ」

 ここまでは開幕から全4試合、古橋がCFとしてスタメン出場し、ギアクマキスはベンチスタートが続いている。今後"Wエース"の同時起用はあるのか。ハイレベルな定位置争いを繰り広げる、ライバル2人の共存にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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