「キョウゴはどれだけ重要か」ポステコグルー監督が古橋亨梧を激賞!ガッツにも惚れ惚れ「勇敢さを測る方法は様々だが…」

2022年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「怪我を押して2ゴールを奪える選手はそういない」

古橋(左)の貢献ぶりを絶賛したポステコグルー監督(右)。(C)Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、古橋亨梧を絶賛した。地元紙『Glasgow Times』が8月20日付けで伝えている。

 加入2年目を迎えた27歳の日本代表FWは、開幕から3試合全てで先発し、現在2試合連続でゴール中だ。ポステコグルー監督は、エースのピッチ上での活躍はもちろん、それ以外の面にも着目し、こう話している。

「キョウゴが我々にとってどれだけ重要かはみんな知っている。サッカー選手として、1人の人間として、チームにいい影響を与えてくれている。ゴールだけでなく、仕事ぶりや姿勢も素晴らしい。質の高いフィニッシャーであり、知的な選手であり、他のチームにとってやっかいな存在だ。彼はこのクラブで本当に評価されている」

 大車輪の活躍を見せていた古橋は昨年12月、怪我を押して強行出場したリーグカップ決勝でも2発を叩き込み、戴冠の立役者となった。しかし無理が祟ったのか、その後は長期離脱を余儀なくされた。
 
 ただ、古橋本人は以前「万全ではなかったけど、出なければいけなかった。僕らにとって重要な試合だと分かっていたし、その一員としてできるだけのことをしたかった」と語っていた。指揮官も「あの怪我は、彼を2か月ほど休ませることになっただろう」と振り返りつつも、「メンタリティは理解している。勇気や勇敢さを測る方法は様々だが、あれが最大の証しだ」と、そのガッツに賛辞を惜しまない。

「あの怪我さえも、彼について多くを語っている。100パーセントの状態ではなかったが、カップ戦の決勝でプレーし、2ゴールを決めたんだ。タフな性格だ。カップ戦の決勝で、あの怪我を押して2ゴールを奪える選手はそういない」

 苦難を乗り越え、現在はベストの状態が戻ってきたと太鼓判を押すポステコグルー監督。古橋はその期待に応え、公式戦33試合で20ゴールを奪った1年目以上の結果を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】前田の見事な動き出しからのクロス→古橋がワンタッチフィニッシュ!セルティックの先制弾をチェック

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち

次ページ【動画】前田の見事な動き出しからのクロス→古橋がワンタッチフィニッシュ!セルティックの先制弾をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事