８月19日にACL（アジア・チャンピオンズリーグ）のラウンド16が埼玉スタジアムで行なわれ、浦和レッズはマレーシアの絶対王者ジョホール・ダルル・タクジムと対戦。５－０で大勝を収め、準々決勝に駒を進めた。

　アレクサンダー・ショルツのPKで７分に先制した浦和は、19分にダヴィド・モーベルグが圧巻のFKを決めて追加点。39分にもモーベルグのゴールで加点し、前半だけで３点をリードする。

　後半に入ると、ジョホールに攻める込まれる時間もあったものの、キャスパー・ユンカーが79分、90＋１とネットを揺らし、ゴールラッシュを締めくくった。
 

　国内リーグ８連覇中のジョホールを一蹴した浦和の強さに、敵国マレーシアのメディアも脱帽のようだ。『hmetro』は、「浦和がJDT（ジョホール）に指導する」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「サプライズを起こすというJDTの願いは、実現しなかった。８度国内リーグを制したJDTに速いゲーム展開で"指導"し、ディフェンスを打ち破った浦和が別の次元にいるのは明らかだった」

　また記事は、ジョホールが４月に行なわれたグループステージでも川崎フロンターレに０-５で敗れている件にも言及。「日本の巨人、川崎にも０-５で敗れたJDTにとって、不幸なエピソードを繰り返した」と綴っている。

　その川崎を抑えてグループステージを突破するサプライズを起こしたマレーシア王者だったが、ここで力尽きた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】浦和モーベルグの圧巻FK弾！ 強烈な左足シュートをゴール右隅に叩き込む

【ACLラウンド16PHOTO】ジョホール０－５浦和｜サポーターの声援を力に大量５得点！圧勝でベスト８進出！

【PHOTO】世界に見せつけろ！圧巻の声援で選手を後押しする浦和レッズサポーター！