J１リーグ第２ステージ・12節の名古屋対神戸が９月26日に行なわれ、闘莉王が全得点に絡む活躍を見せた名古屋が２-０で勝利。リーグ戦で５試合ぶりの白星を挙げた。
 
　名古屋は永井やダニルソン、そしてL・ドミンゲス。神戸はレアンドロ、小川、渡邉と、両チームともに主力を怪我で欠くなか、名古屋は最終ラインを３→４バック、さらに２トップの一角に闘莉王を置いた４-４-２へ布陣を変更。対する神戸も前節の４バックから３バック（３-４-２-１）にシフトして臨んだ。
 
　アウェーの神戸は29分、高い位置でボールを奪った石津から増山に決定機が訪れるも、GK楢﨑の好守に阻まれる。すると逆に名古屋はその６分後、田口のFKに竹内が合わせてバー直撃のシュートを放ち、このこぼれ球を闘莉王が押し込んで１-０で前半を折り返した。
 
　さらに名古屋は、後半早々から果敢にゴールへ迫ると53分、闘莉王のラストパスを受けた小川のゴールが決まり、リードを２点に広げる。その後、何度か神戸のカウンター攻撃を受けるも、守備陣が要所をしっかりと抑え、７節の松本戦（１-０）以来となる完封勝利を収めた。