「前田と古橋が見事な連係で先制点」先発落ちの危機にあった日本人コンビを地元メディアが賞賛!「フロントスリーは揺るぎない」

2022年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポステコグルーの人選が見事に機能している」

見事な連係で先制点を叩き出した古橋(左)と前田(右)。(C)Getty Images

 日本人アタッカーコンビが、改めて存在感を見せつけた。

 8月14日のスコティッシュ・プレミアシップ第3節で、セルティックはキルマーノックの敵地で5-0と大勝した。旗手玲央と井手口陽介が欠場した一戦で、古橋亨梧と前田大然は先発出場。古橋が1得点、前田が2アシストを記録し、ともに66分までプレーしている。

 フィジカルの強さとボックス内での存在感があるギオルゴス・ギアクマキスや、前節で前田と交代してからゴールを決めたリエル・アバダの先発起用も話題となっていたが、古橋と前田は見事にアンジェ・ポステコグルー監督の信頼に応えた。

 試合開始から7分、セルティックは2人のコンビネーションで均衡を破る。グレッグ・テイラーの縦パスで前田が相手守備陣の裏を突くと、中央に折り返し。これに古橋が合わせて2戦連続弾とした。
 
 日本人コンビのゴールについて、地元メディア『GlasgowLive』は「ダイゼン・マエダとキョウゴ・フルハシが見事な連係で先制点を挙げた」と伝えている。

「テイラーからの相手守備陣の裏への完璧なパスにマエダが走り込み、エゴを出さずに同胞にパスを出してゴール。ジョー・ハートから始まったプレーは、あっという間に反対側のゴールのネットに収まった」

 また、セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は「ギアクマキスとアバダを先発させるべきと求める声は多かった。ギアクマキスのフィジカルはキョウゴよりキルマーノック守備陣に問題を生じさせるだろうし、アバダは先週のゴールで攻撃において相手の脅威となることを示していた」と報じている。

「だが、監督は再びマエダとその同胞を再び信頼した。そして両者はゴールという大きな貢献をしてみせた。マエダは2アシストで、そのうち1つはキョウゴの得点をお膳立てしたものだ」

 同メディアは「現時点で、マエダ、キョウゴ、ジョッタのフロントスリーは揺るぎないようだ。まだ1週間に1試合だけのうちは、それが続くと思われる」と続けた。

「ギアクマキスは今季、多くの先発出場の機会を得るだろう。だが今は、ポステコグルーの方法と人選が見事に機能している」

 激しいポジション争いで切磋琢磨すれば、お互いの力はさらに向上する。古橋と前田のFWコンビがさらなる飛躍を遂げられることを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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