鹿島がOG&エヴェラウド弾で2-0快勝! 岩政新監督の初陣を勝利で飾る、福岡はゴールが遠く連敗…

2022年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

アントラーズは6戦ぶりの勝利

ゲーム終盤、鹿島はエヴェラウドが勝利を決定づける2点目を決めた。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは8月14日、J1第25節の4試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズ対アビスパ福岡が行なわれ、2-0で鹿島が勝利した。

 先制したのは岩政大樹新体制の初陣となった鹿島。10分に鈴木優磨がペナルティエリア右でパスを受けると、切り返しで相手を振り切り、右足を振り抜く。クロス気味のボールは相手に当たってゴールに吸い込まれた。

 対する福岡は前線の外国籍選手を中心に攻撃を展開。27分には、ジョルディ・クルークスのクロスにジョン・マリが頭で合わせたが、ボールはゴールポストに直撃。30分にもクルークスのクロスからジョン・マリがヘディングシュート、続けてフアンマ・デルガドがシュートを放つが得点ならず。鹿島の1点リードで前半を折り返した。

 福岡は後半から柳貴博を投入し、3バックにシステムを変更。それでもチャンスを作ったのは鹿島だった。59分にはアルトゥール・カイキが縦に突破してクロスを供給し、土居聖真の決定機を演出する。68分には土居のクロスにA・カイキが頭で合わせたが、ネットを揺らせなかった。
 
 粘り強く守り追加点を許さなかった福岡だが、なかなか得点を奪えない。82分にはルキアンがミドルシュートを放つも、鹿島のGKクォン・スンテに防がれた。90+3分にはGK村上昌謙が前線に上がり、CKに頭で合わせたが実らず。その直後、逆に鹿島がカウンターを仕掛け、途中出場のエヴェラウドがダメ押しゴールを挙げた。

 鹿島は、連敗を2で止めて6戦ぶりの勝利。福岡は連敗で3戦未勝利となった。

 次節、福岡は8月20日にホームで川崎フロンターレと、鹿島は21日にアウェーで湘南ベルマーレと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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