【J1展望】2ndステージ・12節|新潟 – 川崎|怪我人が絶えない新潟は総力戦。前節ハットトリックの大久保を止められるか

2015年09月25日 サッカーダイジェスト編集部

新潟――総力戦が続くが、不変のスタイルを示したい。

故障者/新潟=コルテース、イム・ユファン、小泉、松原 川崎=實藤
出場停止/新潟=なし 川崎=なし

J1リーグ 2ndステージ・12
アルビレックス新潟 - 川崎フロンターレ
9月26日(土)/19:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
2ndステージ成績(11節終了時):10位 勝点15 4勝3分4敗 15得点・16失点
年間成績(28試合終了時):14位 勝点29 7勝8分13敗 35得点・49失点
 
【最新チーム事情】
●上々のデビューを飾ったイム・ユファンがまたも負傷。
●怪我人続出で今後も総力戦が続く。
 
【担当記者の視点】
 前節・神戸戦は出場停止などで先発6人が入れ替わる総力戦となった。しかし連係不足の不安は杞憂に終わり、見事に逆転勝ち。チームは「誰が出てもサッカーが変わらない」大きな手応えを得た。
 
 しかし、ぶっつけ本番のデビュー戦ながら、落ち着きと上手さを随所に見せていたイム・ユファンが、再び左太腿を負傷して無念の途中交代。第2ステージ初先発だった左SBの前野も試合終了間際に接触プレーで傷むなど、チームに怪我人が絶えない。
 
 今節は出場停止のL・シルバらが復帰し、前野も出場を前提に調整を続けているが、総力戦は続く。だからこそ前節、メンバーが替わっても新潟のサッカーが機能することを証明した事実が追い風となる。今週のトレーニングで改めて強調された距離感の良い守備で、川崎のパスワークを封じ込めたい。

次ページ川崎――ふたつの得点ランキングで大記録に迫る大久保。

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