【J1採点&寸評】鹿島0-2広島|2得点に絡んだエゼキエウがMOM。鈴木は失点につながる痛恨のパスミス

2022年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――リーグでの連敗は今季初

【警告】鹿島=三竿(90+5分)広島=N・ベン・カリファ(7分)、荒木(40分)、藤井(45分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】エゼキエウ(広島)

[J1第24節]鹿島0-2広島/8月6日/県立カシマサッカースタジアム

【鹿島|採点】
スタメン)
GK
クォン・スンテ 5.5
DF
常本佳吾 6
三竿健斗 6
キム・ミンテ 5.5(88分OUT)
広瀬陸斗 6(88分OUT)
MF
樋口雄太 5.5(74分OUT)
ディエゴ・ピトゥカ 5.5(70分OUT)
和泉竜司 6
アルトゥール・カイキ5.5(70分OUT)
FW
エヴェラウド 5
鈴木優磨 6

途中出場)
MF
仲間隼斗 5.5(70分IN)
MF
舩橋 佑 5.5(70分IN)
MF
土居聖真 5.5(74分IN)
DF
安西幸輝 -(88分IN)
DF
関川郁万 -(88分IN)

監督)
レネ・ヴァイラー 5
 
【鹿島|寸評】
 0-2で完敗を喫した前節・横浜戦のネガティブなイメージを振り払うべく、立ち上がりから気迫のこもった戦いを見せた。先手を取るチャンスは何度かあったものの、そこで決めきれず、アディショナルタイムを含め、残り10分ほどで痛恨の2失点。リーグでの連敗は今季初。優勝戦線から大きく後退してしまった。

 選手個々は確かに奮闘するもチーム全体としてかみ合わず、あちこちでため息が漏れた。右に、左に動き回り、好機を作り出すだけではなく、左SBの広瀬からのクロスに飛び込むなど、MOM級のプレーを披露していた鈴木がよりによって2失点目のきっかけとなるパスミスをしてしまったのは皮肉としか言いようがない。エヴェラウドはボールロストが多く、攻撃の推進力を促すような起点になりきれなかった。試合終盤にCBの三竿を最前線に上げ、3バックにシステム変更。ヴァイラー監督の指示の下、スクランブル態勢でゴールを目ざしたが、結実しなかった。
 

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