【J1展望】2ndステージ・9節|松本-山形|ハイテンションなゲーム展開が予想される“裏天王山”。相性の良さでは山形に分があるが……

2015年09月22日 サッカーダイジェスト編集部

松本――とにかく目の前の試合に全力を注ぐ。

故障者/松本=ウィリアン、エリック、棗 山形=伊東、松岡
出場停止/松本=なし 山形=なし

J1リーグ 2ndステージ・9節
松本山雅FC モンテディオ山形
9月23日(水・祝)/14:00/松本平広域公園総合球技場
 
【J1 順位表】

松本山雅FC
2ndステージ成績(11節終了時):17位 勝点8 2勝2分6敗 8得点・19失点
年間成績(27試合終了時):16位 勝点23 6勝5分16敗 25得点・45失点
※日程の都合上、1試合未消化
 
【最新チーム事情】
●直近2試合で勝点は得ている先発の顔ぶれに大きな変更はなさそう。
●ここ最近は3バックで起用されている喜山だが、高い適応力を披露している。
●暑さのピークは過ぎたせいか、オビナが調子を上げてきている。2戦連発に期待がかかる。
 
【担当記者の視点】
 前々節の湘南戦、前節のG大阪戦はともに1-1のドロー決着。確実に勝点を上積みしているとはいえ、2試合とも、1点リードで迎えたアディショナルタイムに同点弾をぶち込まれている。負けてはいないものの、メンタル面のダメージは少なからずあるはずだ。
 
 それでも、G大阪戦を振り返り、飯田は「ゲームはコントロールできたと思う」とコメント。"勝点2"を逃した一方、昨季の三冠王者が相手でも自分たちのサッカーが十分に通用するという手応えを掴めたのは、今後に向けた発奮材料になるに違いない。
 
 今節対戦する山形は、松本と似たスタイルのチームだ。攻守にアグレッシブで、球際も激しく来る。それだけに最初からテンションの高いゲームになると予想されるが、個々が局面の勝負でどれだけ気持ちを前面に押し出して戦えるかが鍵を握るだろう。
 
 今週末にはまた中2日でゲームがあるが、先のことは考えず、とにかく目の前の一戦に全力を注ぎ、持ち前の走力を存分に発揮して、勝点3を掴み取りたい。

次ページ山形――過去3勝4分けと相性は良い。

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