「残るべきだった」C・ロナウドらの“早退”に、マンU新監督が苦言。「誰であろうとも容認できない」

2022年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々はチームなのだから」

給水タイム中のテン・ハーフ監督(左端)とC・ロナウド(右端)。(C)Getty Images

 新シーズンからマンチェスター・ユナイテッドを率いるエリク・テン・ハーフ監督が、スター選手の行動に苦言を呈した。

 ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドは、現地時間7月31日に行なわれたラージョ・バジェカーノとのプレシーズンマッチに先発。しかしハーフタイムで交代し、試合が終わる前にスタジアムを去る姿が目撃されていた。

 英紙『The Guardian』は、オランダ人指揮官が母国紙『Algemeen Dagblad』の取材に応じたコメントを紹介。アナウンサーに「選手の早期帰宅は認められているのか?」という質問に対して、「容認できない」と語ったと伝えている。
【画像】試合終了前にスタジアムを後にするC・ロナウド
「C・ロナウドのほか、ディオゴ・ダロもその写真に映っている。後者は試合当日のメンバーに入っていなかったが、試合終了のホイッスルが鳴る前にスタジアムから去った。テン・ハーフは母国紙に『このようなことは絶対に許されない。誰であろうとも容認できない。我々はチームであり、最後まで残らなければならない』と語ったという」

 ただ、テン・ハーフは取材で個人名はを口にしなかった。どうやら、C・ロナウドやダロのほかにも"早退"した選手やスタッフがいたようで、全員に警告を発したものだった。

 ちなみに『Sky Sports』のインタビューでは、テン・ハーフはC・ロナウドに言及。前半で交代させた理由について、「彼の実力なら十分なプレーができるだろうが、まずは体調を整えなければならない。彼は素晴らしい選手で、それを何度も証明してきた。だが、今は今で彼の価値をパフォーマンスで証明する必要がある」と述べている。

 C・ロナウドはチャンピオンズ・リーグでプレーするために移籍を望んでいるとされる。これまでにバイエルンやチェルシーなどが移籍先に浮上したがいずれも撤退。ナポリやアトレティコ・マドリーなども取り沙汰されたが、交渉が進展している様子はない。まだ移籍をする可能性が残されているか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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