堂安律がデビュー戦で大仕事!延長後半に直接FKを叩き込み決勝点を奪取!前回準Vのフライブルク、2部相手に逆転勝利【DFBポカール】

2022年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

自ら獲得したFKを決める

値千金の決勝点を奪った堂安。(C)Getty Images

 現地時間7月31日にブンデスリーガの開幕に先駆けてDFBポカール1回戦が行なわれ、堂安律が所属するフライブルクは、2部のカイザースラウテルンと敵地で対戦した。

 今夏にPSVから完全移籍で加入し、ビーレフェルト時代以来、2シーズンぶりにドイツに復帰した堂安は、今シーズン最初の公式戦でさっそく先発出場。立ち上がりから切れ味鋭いドリブルでゴール前へ持ち運ぶなど、存在感を示す。

 主導権を握っていたフライブルクだが、32分に思わぬ形で先制を許す。ハーフウェイライン付近でボールを奪われると、守護神のフレッケンは少し前に出ていたところで、リッターに超ロングシュートを叩き込まれた。

 41分には味方からの横パスにダイレクトで反応した堂安が、ペナルティエリア手前から得意の左足を一閃。しかし、シュートはクロスバーの上を越える。
 
 1点ビハインドのフライブルクは、後半の頭からチョン・ウヨンに代えて、シャライを投入。状況の打開を試みると、51分には堂安のゴール前での絶妙なスルーから、グレゴリチュが左足でシュートを放つも、惜しくも枠の左に外れる。

 さらに80分にエリア左でパスを受けた堂安のシュートも相手ディフェンスにブロックされるが、直後の82分、ついに同点に追いつく。CKの流れから最後はシャライが押し込んだ。

 そのまま1―1で延長戦に突入すると、111分に堂安が大仕事をやってのける。自身が倒されて獲得したゴール前中央のFKから左足を一閃。絶妙なコントロールシュートで、ゴール右隅に流し込んだ。

 白熱の一戦はこのまま2―1で終了。前回大会ではクラブ史上初めて決勝まで進んだ(その決勝ではRBライプツィヒを相手にPK戦の末、惜しくも敗戦)フライブルクが、日本代表MFの活躍で1回戦を突破した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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