現地時間７月29日、リーグ・アンのスタッド・ドゥ・ランスがベルギーのヘンクから、日本代表MF伊東純也を獲得したことを発表した。契約期間は2026年までの４年間となっている。

　現地報道によれば、スタッド・ランスが支払った移籍金は契約解除条項の満額となる1000万ユーロ（約14億円）。29歳の選手にしては安くない金額だ。なぜスタッド・ランスはそれほどこのアタッカーが欲しかったのか。

　クラブの公式ホームページはこの快足アタッカーについて、「多彩な技術を備えた完璧なウイング」と紹介。こう続けている。

「創造性と決定力があり、攻撃的なポジションの両サイドでプレーすることができ、彼のクオリティ、抜き去る能力は賞賛に値する。（ゼネラル・マネージャーの）マテュー・ラクールとクラブの採用部門が、この日本代表に目を向けるようになったのは、こうした非常に多くの資質があるからだ」

【画像】スタッド・ランスの赤いユニホームを纏った伊東純也。注目の背番号は？

　そのラクールGMは、伊東についてこう評価している。

「ジュンヤはデータでも印象的な継続性を示しており、彼はプレーしたリーグでトップパサーとなっている。 さらにゴール前でも非常に上手い。 数少ないエキセントリックな選手の一人であり、起点になるだけでなく、フィニッシュの場面に登場することができる。 決定的な仕事ができる（10番のコソボ代表MF）アルベル・ゼネリの完璧なパートナーになるだろう」

　契約年数、移籍金を考えても伊東への期待は小さくない。新天地でもベルギー時代のように躍動した姿を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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